東電国有化は政府の欺瞞

ようやく「総合特別事業計画」が枝野経産相に提出される。“東電憎し”の世論を意識した「実質国有化」だが、政治の側に問題はないのか。

大統領選半年前の米国経済 一喜一憂せず早めの…

足元の米国経済に対し慎重な見方が多いが、市場は米国の個別指標に一喜一憂しがち。過剰なバイアスがかかると、世界経済にも影響しかねない。

高すぎる自然エネルギー買取価格は業界を歪ませる

太陽光42円、風力23.1円・・・ 価格案決定の背後で起きていること

7月から始まる再生可能エネルギー固定価格買取制度。買取価格と買取期間の決定が近づいてきている。

アメリカの「アジア回帰」は本物か

迫る日米首脳会談 野田首相が伝えるべきこと

中東とアジアにおける「二正面作戦」を放棄したオバマ政権のアジア戦略。日本は、米国の戦略の本質を見極め、同盟深化に取り組むべきだ。

日韓「電池」戦争 サムスン、LGの強さ 進化…

WEDGE5月号特集

半導体、液晶と、韓国勢に追い抜かれた歴史は繰り返されるのか。最後の砦ともいえるリチウムイオン電池を日本勢はどう守るのか。

容認と警戒が交錯 活発化する中国でのTPP論争

TPPの敷居の高さを認め、容認論と警戒論が飛び交う中国。いずれ参加するのか――。日本が取るべき交渉術とは。

がれき処理と迷惑施設に共通する問題 焼却灰保…

WEDGE5月号 第二特集

住民の強い反発で進まぬ被災地のがれき処理。一方、局地的に高い放射線量を観測した千葉県の地域では、焼却灰の処理問題も深刻だ。

レタスと電気は違う 結論ありきの自由化論にも…

「電力を自由化すれば電気料金が下がる」は本当か。原発事故以降、自由化ありきで進む議論。その見方が正しいかどうか海外の事例から考える。

ディスカバリー・チャンネル立てこもり事件 「…

ディスカバリー・チャンネル本社で起きた立てこもり事件。犯人の言葉には、21世紀の流行り病である環境テロの原理主義思想がにじんでいた。

ディスカバリー・チャンネル立てこもり事件 「…

法的規制のない日本に続々と上陸する環境テロリストたち。彼らの過激な思想、心理はどのように形成されるのか――。ある事件から読み解く。

農業指導事業の民営化 ヒントはオランダに

農家の技術指導・経営相談を行う「普及指導員」という制度。民間企業が行うことで技術・経営レベルを格段に上げたオランダから学ぶ。

鳩山元首相のイラン訪問 外交音痴が招いたツケ

ホルムズ海峡封鎖を回避すべく、各国が必死の外交努力を続ける中でイランを訪問した鳩山元首相。空気を読めない「宇宙人」では済まされない。

「日本海」が「東海」になる日 韓国のプロパガン…

5年に1度の国際水路機関の総会が、4月23日からモナコで開かれる。「日本海」を「東海」に変えたい韓国に、日本はどう対抗すべきか。

北朝鮮ミサイル発射失敗 またもや薄い日本の存…

憂うべきは、米国メディアなどで、今回の実験が日本に与えるリスクがほとんど論じられていないこと。「今そこにある危機」にどう対処すべきか。

3度あった停電の危機

産業空洞化の破壊力

「電力供給リスクなど存在しない」というのは暴論だ。東京電力への批判とは切り離して、日本の直面するリスクを冷静に把握する必要がある。

国有地「安売り」で地方は活性化する

財務省は既得権層に配慮？

財務省は「売れないから貸し出す」というが、売れないのは値を下げないからだ。地方の土地所有者への配慮が、地方活性化を妨げることになる。

日本の武器は「信用」 金融産業のプロを育てろ

「中国人が日本の不動産を買い漁る」と聞くと警戒する日本人は少なくないが、彼らの狙いを理解し、日本の強みを活かしていくべきである。

中国が印パ国境を租借？ ブラジルでは中国車が…

印パ国境紛争地帯が、中国に50年間リースに出されるという報道がある。米印の接近や米パの離反など、様々な地域力学の変化が要因のようだが…

核安全保障サミット 野田総理「18時間滞在」…

3月末にソウルで開催された核安全保障サミット。原発事故の教訓を発信する重要な機会だったが、日本の存在感は極めて薄かった。

議会補欠選を迎えるミャンマー 民主化への変化…

4月1日に議会の補欠選挙が実施されるミャンマー。新たな国づくりを始める親日国家・ミャンマーはいま、日本の支援を待っている。