女性にも大人気、日本の夏の紳士の帽子

石田製帽のパナマハット

昭和30年代に流行し、近年若い女性の間で大ブームになったパナマハット。明治30年創業の石田製帽は、全国から声が掛かるほどの良質なパナマハットをブーム以前から繋いできた。若き石田4兄弟妹が4代目を務める今、美しいフォルムが岡山から生まれ続け…

戦略の地政学―中国の海洋進出を阻む沖縄―

なぜ沖縄に米軍基地が集中するのか。地図を眺めるとその戦略的な重要性がよくわかる。

「旅ことば」の旅

中西 進 著

古代から現代まで、私たち日本人は何を想い、どのように旅をしてきたのか。私たちにとって、旅は、どんな意味があるのだろうか。

戦略の地政学 ─ランドパワーＶＳシーパワー

秋元千明　著

なぜ、世界中で争いがなくならないのか？　日本は今後、どう進めばいいのか？国際情勢を読み解く鍵「地政学」について、安全保障の専門家がわかりやすく語った１冊。

繰り返された報道による言葉の暴力、「福島産」へ…

テレビ朝日が８月の特別番組で「ビキニ事件63年目の真実～フクシマの未来予想図」という、福島について誤った印象を広めかねない番組名をつけ、多数の批判が寄せられた。農産品への風評被害など、いわれのない非難に被災地は今でも悩まされている。

激震！〝やらせ発言〟が発覚、国際会議を操作する…

太平洋クロマグロの資源について話し合う国際会議の場で、異口同音の発言を繰り返す日本の漁業者。取材を進めると、その裏には水産庁が作成した実態に沿わない内容の〝台本〟が存在していた─。

食文化の襷は江戸前天婦羅―元武士考案・雷神揚げ…

中清【東京・浅草】

幕末、駿河の武士が身分を捨てて、江戸で屋台の天婦羅屋を始めた。平成の今、六代目は中庭に鯉が泳ぐ数奇屋造りの厨房で天婦羅を揚げる。一子相伝の名物・雷神揚げを継ぐ次代店主も修行を終え、世代は脈々と流れていく。

加計学園問題が示した霞が関の劣化 更なる公務…

学校法人「加計学園」の獣医学部新設に向けた一連の問題は霞が関の劣化を改めて知らしめるものであり、政府のガバナンスにかかわる問題だ。

東京五輪の水産物は〝何でもあり〟に 不可解判断…

ガラパゴス認証の審査機関に流れる天下りと補助金

適切な資源管理がなされず、凋落著しい日本の水産業界。東京五輪の水産物調達方針は業界を復活させる契機になりうると期待されていたが、蓋を開けてみると、国産であればほぼ〝何でもあり〟という期待を大きく裏切るものになっていた。

GEがグーグルに感じた危機感、人事改革で新ビジ…

INTERVIEW　若手をやる気にさせる評価とは　熊谷昭彦（GEジャパン社長兼CEO）

このままではグーグルの下請けになってしまう――。ジャック・ウェルチをはじめ数々のリーダーを輩出してきたGE（ゼネラル・エレクトリック）は今、人事制度改革という難題に着手している。その真意を熊谷昭彦GEジャパン社長に聞いた。

トップが既得権を捨てないと次の経営者は育たない

日本型人事ではプロ経営者は育たない。真の経営人材を社内で育成するにはどのような人事制度や運用が必要か。カルビー松本晃会長兼CEOがその要諦を明かす。

日本企業復権の劇薬「40代定年制」

国家的損失生む大企業の人事制度

一見、突飛な意見に思える「40代定年制」には多くのメリットがある。大企業の人事制度は多くの損失を生み出しており、人手不足の今こそ「40代定年制」を真剣に考える必要がある。

エリートが招いた東芝問題　 経営者育成を抜本的…

東芝問題は日本に迅速かつ果断な意思決定を行なえる経営者が少ないことを改めて示した。早急に、未来の経営者を育てる仕組みを整えなければならない。

船頭なき船は迷走する―「失われた30年」を防ぐ…

日本型人事への最後通告

〝ゲームチェンジ〟した世界で日本企業が生き残るためには、過去の成功体験からの脱却が必要だ。

今度こそ読み通せる名著 マキャベリの「君主論」

ニッコロ・マキャベリ　著　　夏川賀央　訳

経営者、政治家が愛読する書。慎重であるより、果敢であれ！

はしかは「一度かかってしまえば安心」って本当で…

小児科編・第27回

麻疹が流行していると聞き子どもに予防接種を受けさせようとしたのですが、「必要ない。はやり病だから一度かかればいいんだ」と、両親も夫も言うので迷っています。

中世ふしぎ絵巻

西山 克・文　北村さゆり・画

「縦長なのに、開くと横長」の不思議な本。

日本の人手不足倒産を防げ　外国人との共生に向け…

バブル期並みの人手不足

2017年3月の有効求人倍率は1.45倍と1990年11月以来、26年4カ月ぶりの高水準になった。今のままでは、日本が「人手不足倒産」に陥りかねない。日本の経済社会、地域社会を支える存在として「外国人」の役割を真剣に考える時が来ている。

築地移転問題で置き去りにされた「環境基準」の本…

７月２日投開票の東京都議会選挙にむけ、各党の候補者や公約が出てきている。築地市場の豊洲移転問題についても議論が白熱するなか、改めて本問題で話題となった「環境基準」の意味を述べたい。環境基準の意味を理解すれば、それを利用する人たちの意図も透…

築地市場移転延期で玉突き事故の環状２号線問題

東京五輪にも悪影響　〝都民ファースト〟の決断を急げ

築地市場の移転延期で市場跡地を通る環状２号線の全面開通が見通せない。その悪影響は市場関係者だけではなく周辺住民や3年後の東京五輪など多方面に及んでいる。