「日本通」王毅外相が豹変した訳

就任3年半で初来日、対日強硬派は東京で何を語ったか

「豹変」の裏には、習近平政権の「外交失点」に伴い国際的孤立がこのまま続けば、杭州G20（20カ国・地域）に影響を及ぼしかねない、という危機感があった。

安倍首相の「G20荒らし」を恐れる中国

「対日友好姿勢」の真意

23日、24日に開かれた日中韓外相会談において、中国の王毅外相は精力的な対日外交を展開し、意外なほど「柔軟な対日姿勢」を示した。その背景にあるのは…

尖閣に押し寄せる大量の中国船、東シナ海と南シナ…

日本と中国は、双方とも「相手が自分をけん制している」と考えている。そして中国は、中国に対するけん制など効かないということを実力で証明しようとしているのだ。

真実を語る雑誌『炎黄春秋』の死

改革派中国誌が選んだ「玉砕」という道

中国で体制内改革派の言論の砦として影響力を誇った月刊誌「炎黄春秋」が停刊となった。改革派知識人たちが「一つの時代の終わり」をどう迎え、独裁を強める権力とどう立ち向かっていくのか。

「全面敗北」皮肉な結果を生んだ強国路線のツケ

南シナ海仲裁判決を絶対受け入れない習近平の危機感

中国は圧力が加えられれば意固地になり、独自の道を歩む。習近平指導部は、伝統的な「統一戦線」と「持久戦」で危機を乗り切る戦略を展開する。

南シナ海問題、裁定を「紙くず」と切り捨てる中国

「アメリカ黒幕説」を展開する理由

仲裁裁判所の裁定の内容は、事前に中国側も察知していたものの、その衝撃はやはり大きかったようだ。中国政府やメディアは、総力をあげて猛反発している。

「人が消える」恐怖、立ち上がる香港

その「瓦解」が中国共産党体制の危機を決定的にする

「一国二制度」の下で司法の独立や言論の自由が保障された香港でも、「人が消える」事件が社会を震撼させている。

再現の先にある真の創造

中国の起業家たちを感動させた中村修二博士の至極の言葉

いかに革新的な研究開発を行うか、産業の高度化が求められる中国において、何が大事で必要なのかを議論した。

中国が「ニカラグア運河」いよいよ建設へ 「パナ…

東南シナ海における中国の活発な動きは、活動のごく一部に過ぎない。米国の「裏庭」では史上最大規模の運河が築かれようとしている。

G7首脳宣言に中国が反発するワケ

中国は、先進7か国に含まれていない。中国のG7に対する憎しみにも似た反発は一体どこからくるのだろうか。

伊勢志摩サミット首脳宣言に猛反発 孤立する中…

伊勢志摩サミットの首脳宣言に対して、中国は自ら名乗り出るがごとく猛反発した。国際社会から孤立する中国が狙う、起死回生のチャンスとは…

習近平の意向がすべて 八方ふさがりの中国外交

「力のあるリーダーのいうことがすべて」という中国の価値観と世界とのズレが、中国の国際社会における立場を気まずいものにしている。

中国のサプライヤーが指摘する 日本企業の限界

某日系アパレルメーカーとH&Mの違い

リスクを全てサプライヤーに押し付けて、自分は一切リスクを取らない経営姿勢にこのまま付き合っても将来はない……。問われる日系企業の姿勢。

上海の不動産が大変なことになってます！ （その…

売り手と買い手の認識のギャップ

不動産価格の上昇局面で、シンガポール、香港の投資家は売り逃げたという。一方で、上海の投資家はまだまだ強気である。

中国が南シナ海に原発を建設する意味

南シナ海で行う活動に電力を供給するため、中国が海上浮動式の原子力発電所を建設する計画である。

東京と上海でUberを使ってみたら 日中両国…

中国でも自動車配車サービス、Uberは使われているが、その一方で取り締まりも行われている。Uberを日中で使用してみて浮き彫りになった両国の違いとは。

まるで文革時代！不気味すぎる 習近平ソングが…

「文革をまだやっているなんて知らなかった」と思わず言いたくなるような、50年ほど時代を巻き戻したようなことが、最近の中国では増えている。

上海の不動産が大変なことになってます！

上海の不動産市場が活況を呈しているが、その背景にあるのは、財政の穴埋めをしようとする政府の意図が働いている。

春節祝いの爆食エネルギー 大河の流れは茨城か…

春節を迎えた中国。労働者たちは里帰りし、1年のうっぷんを晴らすかのごとく爆食する。このエネルギーは世界にまで波及している。

「景気は悪い」でも、買い物は止めない 言うこと…

春節到来で感じる中国景気の実態は？

私の周辺に限ると、中国の景気が良くないとの話はよく聞くが、彼らの実際の行動を見ているとそうは感じられないのが正直な感想だ。