「旅」の最新記事一覧
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大分県臼杵市・市街中心地
2017/10/23 狩野直美
2017年11月4日~5日磨崖仏「臼杵石仏」が有名な大分県臼杵市で開催される「うすき竹宵」。市内産の竹から作られる灯籠やオブジェが、白壁の商家や寺院などに幻想的な影を揺らす。八坂神社から旧臼杵藩主下屋敷を巡る「般若姫行列」も必見。秋の夜に幽玄漂う世界が待っている。
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京都市左京区・泉屋博古館
2017/10/20 狩野直美
2017年10月28日~12月3日徹底した写生を基に緻密な筆致で評価の高い京都の画家・木島櫻谷生誕140年を迎え、動物画約40点が集まる展覧会が開催される。明治初期の京都商家に生まれた木島の筆がうつした動物画の表情は劇的に変わり行く時代への哲学的な眼差しをもって問いかけて…
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東京都台東区・国立西洋美術館
2017/09/22 狩野直美
2017年10月21日~2018年1月28日東洋の一画家として世界に影響を与えた北斎。19世紀後半のジャポニスムで最も注目された彼の作品は、モネ・ドガ・セザンヌ・ゴッホ他名だたる美術品に挿図・模写として使われている。双方合わせて比較できる本展は、北斎推しの芸術家の興奮が伝わってくる。
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京都市東山区・京都国立博物館
2017/09/21 狩野直美
2017年10月3日~11月26日885件ある国宝指定の美術工芸品のうち約4分の1が京都国立博物館に集結。土器・土偶から絵巻物、漆工・金工まで幅広い傑作が並ぶが展示が短期間の作品もある為、見たい作品は展示期間を調べてから足を運びたい。
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東京都港区・品川プリンスホテルClub eX
2017/09/20 狩野直美
2017年9月16日~10月29日世界23カ国、500都市で700万人の観客を動員。日本の伝統芸能の和太鼓+アクロバティックなエンターテインメント性+コシノジュンコ氏の衣装という新感覚な舞台。ニューヨークのオフ・ブロードウェイ公演でも成功を収め、ニューズウィーク誌に絶賛さ…
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東京都台東区・東京国立博物館
2017/08/23 狩野直美
2017年9月26日~11月26日平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した稀代の仏師・運慶とゆかりの傑作品が今秋東京にやってくる。静の中に力強い動を持つ仏像は、相次ぐ戦乱の無常観と生き抜いた人々の息吹を宿し、人生一度は必見の価値がある。
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広島県熊野町・榊山神社など
2017/08/22 狩野直美
9月23日筆の生産が全国の8割を占める筆の都・広島市安芸郡熊野町で、先人の功績をたたえ毛筆製造者の精進を祈念する「筆まつり」が秋分の日に開催される。20畳の布に巨大な筆で書き上げる「大作席書」や、神社では筆供養も行われる。
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奈良市西ノ京町・薬師寺
2017/08/21 狩野直美
7月1日~11月30日1000年を超える昔、天武天皇の発願から始まった薬師寺。度重なる焼失を経てこの度、食堂が再建された。紡がれてきた思いを受けて、日本画家の田渕俊夫氏が手掛けた6メートル四方の食堂本尊「阿弥陀三尊浄土図」は夢幻の美しさを漂わせる。
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北インド放浪3カ月 第3回
2017/08/20 高野凌インドを歩いて奇妙なことに気づいた。どこに行っても中国人観光客に会わないのである。いわゆる“中国のプレゼンス”がほとんど感じられないのだ。世界中どこでも観光客だけでなく商人・労働者など様々な階層の中国人を見かけるのに不思議であった。
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北インド放浪3カ月 第2回
2017/08/13 高野凌インド旅行を通じて印象に残ったのはインド人のインド軍自慢である。私の知り得る限り世界中でインド国軍ほど広く強く国民に支持されている軍隊はないように思う。
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北インド放浪3カ月 第1回
2017/08/06 高野凌私は2013年に定年退職して2014年3月から海外放浪旅を始めた。基本的に3カ月海外放浪して日本に戻り数週間で雑用を片付けてから再び3カ月の海外放浪に出かけるという生活パターンを繰り返してきた。
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米国ルート66 爆走11000キロ 第17回
2017/07/30 高野凌マクレーン氏は、ながらく牧場を経営。その後Essex一帯が砂漠化してゴーストタウンになってしまったのは愚かな政治家による間違った環境保護や環境規制が原因と糾弾する。
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京都市左京区・京都国立近代美術館
2017/07/24 狩野直美
2017年8月22日~10月15日跳ね飛ぶネイチャーカラー、波打つエネルギー。奈良に生まれ東京藝大、ヴェネツィアで学んだ絹谷幸二の絵は、アフリカの大地を思わせる力に満ち溢れている。本展では初公開の作品や京都がテーマの最新作、3面スクリーンの大作など多彩な作品が展示される。
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米国ルート66 爆走11000キロ 第16回
2017/07/23 高野凌ロサンゼルス方面(西の方角)から自転車がやってきた。マウンテンバイクの後部荷台に小さなバッグを提げている。身長170センチくらいでがっちりした体格だ。このT氏は41才の期間工。今般満期まで勤め上げてボーナスをもらったので3カ月の予定でロサ…
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島根県津和野町・殿町通りなど
2017/07/21 狩野直美
2017年8月10日~15日その歴史は約400年。盂蘭盆の踊りに黒い頭巾と白い鉢巻で鎧兜を隠した武士を紛らせ敵を倒した亀井氏が、江戸時代に津和野藩主となったことで脈々と続いてきた夏の風物詩。参加も可能な為、真夏の夜の夢のごとく、かつての歴史の一幕に飛び込むのもまた一…
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神奈川県箱根町・岡田美術館
2017/07/20 狩野直美
2017年7月28日~10月29日美人画で名を博した歌麿の肉筆画大作「雪月花」のうち、「深川の雪」と「吉原の花」が138年ぶりに同時公開。冬の情緒漂う深川と桜の花舞う吉原、複製画で展示される「品川の月」は遠近法を用いた夜。縦横1mを超える大きさに歌麿の生きた時代が迫ってく…
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米国ルート66 爆走11000キロ 第15回後半
2017/07/16 高野凌「メキシカンの不法移民は税金を納めず稼いだ金を本国に送金している。不公平は許せない。中国や日本との貿易不均衡は米国の製造業を破壊した。輸入を制限して貿易赤字を減らしアメリカの製造業を復活し労働者の雇用を拡大することで米国経済は強くなる」
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米国ルート66 爆走11000キロ 第15回前半
2017/07/09 高野凌この周辺でモーテルを探したが労務者の長期滞在用がほとんどだ。普通の旅行者も受け入れているモーテルもあったが部屋がボロボロで長逗留している様子の夜のご商売のオネエサンたちが昼間からウロウロしていて治安が悪そうなので断念。これがラストベルトの…
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米国ルート66 爆走11000キロ 第14回
2017/07/02 高野凌ナバホ族の人口は約100万人。ナバホ族の伝承によると4人の先祖が北方から現在の米国に移住してきたという。ナバホ族は最大の居留地(reservation)を保有しておりアリゾナ州北部からニューメキシコ州にまたがっている。
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米国ルート66 爆走11000キロ 第13回
2017/06/25 高野凌19世紀後半にはイリノイ州は農業・鉱工業が発展した結果莫大な富が集積され議事堂建設には全米各地から最良の石材が集められ更に色鮮やかな大理石やシャンデリアなどが欧州各地から輸入された。19世紀後半に強大な大国として台頭してきた新興国家アメリ…
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