銃で守るアメリカン民主主義は米国の伝統なのか

米国ルート66　爆走1万1000キロ　第4回

中年男はライフル銃を我々に向けて「お前らここで何をしている。今すぐ出て行け」と叫ぶ。慌てて「ちょっと待ってくれ。我々はただ写真をとっているだけだ」と猶予を乞うたが一顧だにせず。

車社会アメリカのモーテル事情、オーナーはインド…

驚いたことに個人オーナーはほとんどインド人である。家族経営が多く娘や嫁が受付をしていて交渉しているとオーナーのインドのオジサンが出てくることになる。

春の到来を祝し、山里を渡御行列が進む

和歌山県かつらぎ町・丹生都比売神社
2017年4月16日

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録の歴史ゆかしい丹生都比売神社で春を祝う大祭が斎行。当日は野点（お茶）や雅楽、狩衣を着た人々の巡行「渡御の儀」等、季節を彩る一日が味わえる。

桃山時代の巨匠、友松の画業をたどる

京都市東山区・京都国立博物館
2017年4月11日～5月21日

波乱の時代を駆け抜けた海北友松は、滅び栄える人の世を目に”何か”を画の中に描きこんだ。縁ある京都の地で約500年ぶりに海北作品が一同に会す。

茶人が愛した名碗が奇跡の大集合

東京都台東区・東京国立博物館
2017年4月11日～6月4日

「茶の湯」を彩る数々の名品・逸品が、時を越えて東京上野へ。天下人や茶人が実際に手に取り愛でた茶道具がずらりと並ぶ本展覧会は、博物館園内で小堀遠州ゆかりの茶室公開も必見。

アメリカの貧しい若者の犠牲の上に平和を享受して…

米国ルート66 爆走11000キロ 第2回

シカゴの市街地から南下して30分も走ると周囲は地平線までトウモロコシ畑一色となる。高校地理の時間に習ったコーンベルト、グレートプレーン（大平原）などという言葉を思い出す。

中高年オジサンの憧れは古き良きアメリカの象徴ル…

米国ルート66　爆走11000キロ　第1回

レンタカーを借りてシカゴ～ロサンゼルスを結ぶルート66旧道(Histric Route66)を中心に面白そうなところを自由自在に寄り道して存分にアメリカを『何でも見てやろう』という趣旨の旅である。

“老いては若者に学べ、異国で出会った素敵な若者…

まったりミャンマー人情旅　第7回

初対面でなぜアナが素晴らしい英語を話すのか不思議に思った。アナの英語は長年海外業務を生業にしてきたオジサンがタジタジするくらいのレベルである。

奇想の元祖、雪村の傑作が集う

東京都台東区・東京藝術大学大学美術館
2017年3月28日～5月21日

尾形光琳や狩野芳崖に影響を与え、ドラッカーからも愛されたその画風は奇想の宝庫。1500年初期に誕生した雪村周継が21世紀を旋風する。

豊作の願いを込めて、田遊びを奉納

静岡県焼津市・大井八幡宮
2017年3月17日

「藤守の田遊び」とは静岡県焼津市で平安時代から受け継がれる豊作祈願の重要無形民俗文化財。大井八幡宮社殿前で、氏子の青年の演舞や、氏子になる5歳の男子の儀式他25番の舞が奉じられる。

中国人退職者男女六人と日帰り観光、『内側から見…

まったりミャンマー人情旅　第６回（後半）

友人の中国出身の奥様に聞いたことがある。中国人は中華料理が世界で一番美味しいと盲目的に信仰しており一般の中国人は西欧料理を食べても美味しさが理解できず、ましてやアジアなどのエスニック料理は下等（野蛮）な食べ物として見下しているというのだ。

近代日本画家が描く人物画が一堂に

島根県安来市・足立美術館
2017年3月1日～5月31日

近代日本画の巨匠、横山大観・上村松園・鏑木清方他21名の人物画展覧会が開催する。美しい日本庭園と合わせて、大観の「無我」や安田靫彦の「王昭君」を愛でる贅沢な機会が提供される。

中国人退職者男女六人と日帰り観光、『内側から見…

まったりミャンマー人情旅　第6回(前半)

中国雲南省国営鋼鉄廠(製鉄会社)の中高年男女6人との一日の出来事について日本のオジサンの視点（オジサンは見た！）からご報告したい。

苛烈なテレビ・ラジオ業界で生きる人々

まったりミャンマー人情旅（第5回）

この一年ほどの間にテレビ、ラジオ業界のバックパッカーと話す機会があった。自分の知らない業界に生きる人間ドラマであり心を惹かれたのでまとめてみた。

韓国系カナダ女子と歴史議論、ロジカル思考に脱帽

まったりミャンマー人情旅（第4回）

ヤンゴンのホステルで出会った韓国人労働者のキムと韓国系カナダ女子のダイアナ。日韓の歴史について議論すると、あまりにも対照的な結果とあいなった。

日本史の認識、外国への対応は現状維持でよいのか

まったりミャンマー人情旅（第3回）

定年バックパッカーを始めて、日本史において自分（日本）と他国の認識の差に愕然とすることが多い。インレー湖畔にて、私見だが日本の情報発信の問題をまとめた。

知られざる暁斎に会える世界屈指のコレクション

東京都渋谷区・Bunkamuraザ・ミュージアム
2017年2月23日～4月16日

幕末から明治にかけて活躍した天才画家、河鍋暁斎。「画鬼」と呼ばれるほど、貪欲に描写を追求した彼の作品が、このほど世界屈指のコレクションから一挙公開される。

世界を席巻した草間芸術の集大成

東京都港区・国立新美術館
2017年2月22日～5月22日

世界的な日本人アーティスト・草間弥生。大型連作「わが永遠の魂」シリーズから厳選された日本初公開の130作品をはじめ、彼女の全貌を見れる展覧会が開催される。

五穀豊穣を願い、御神体に火を放つ

山口県柳井市・東および西神明宮前の浜
2017年2月11日

毎年、建国記念日（2月11日）に行われ、国の重要民俗文化財にも指定されている火祭り。大鉾を模した20メートルのご神体を立ち上げる光景は勇壮感が満載だ。

日本女子がミャンマー年下青年に夢中になる理由

まったりミャンマー人情旅（第2回）

ヤンゴンで知り合った邦人女性のユミちゃん。彼女は現地青年とのデートをたびたび楽しむ。浅慮に見える行動は、日本格差社会に生きる女性の楽しみなのかもしれない。