理解し難いミャンマーの貧困社会と小乗仏教

まったりミャンマー人情旅（第1回）

身ぐるみを剥がされて地中海の旅を断念し、人情に厚い国ミャンマーで傷を癒すことになったが、その地を踏むと、生活を律する仏教、そして貧困社会が見えてきた。

西地中海の旅、シシリーでのあっけない幕切れ

続・地中海遥かなり（最終回）

シチリアで野営中、夜中にアフリカ系の若者がたむろし始めた。テントの中で緊張感が張り詰める中、なぜ欧州では難民の受け入れを拒否するかがわかってきた－－。

テロの温床になっているコーランの「聖戦」規定

続・地中海遥かなり（第6回）

久しぶりのユースホステルで、ルーマニア美女と宗教論を語る。彼女の論は、私の心の隅に引っかかり、そしてある中国人女性の主張と結びついていくのだった。

出稼ぎ若者とエリートカップル、垣間見た超中国格差

続・地中海遥かなり（第5回）

中国の格差社会、マルタの中央にある街で出会った中国人たちを通じ、その上流層と下流層のあまりの差を体感してしまい愕然とする。日本もよそ事ではないのだ。

巨匠たちの絵画が招く黄金時代のヴェネツィア

東京都台東区・東京都美術館
2017年1月21日～4月2日

ルネサンス美術において、イタリアには「ヴェネツィア派」と呼ばれる画家たちがいた。この集団にスポットを当て、ティツィアーノをはじめとする絵画展が行われる。

夜空を彩る炎と花火の競演

奈良市雑司町
2017年1月28日

奈良に早春の訪れを知らせる山焼き行事が行われる。県内この行事にだけ使用される「尺玉」の花火も上がり、33ヘクタールの草地が燃え上がる様は迫力満点だ。

春日大社の宝物が一堂に

東京都台東区・東京国立博物館 平成館
2017年1月17日～3月12日

先日、式年造替を終えたばかりの春日大社。ここに伝わる神宝や美術品などを一挙公開する展示会が催される。これまでにない規模での展示なので、ぜひ見ておきたい。

キャリア形成に、ワーホリと短期語学留学は不要！

続・地中海遥かなり（第4回）

マルタはコゾ島の南西部で、カフェで働く邦人女子学生のヒロミちゃんに出会う。将来の目標のために、ワーキングホリデーを利用している彼女を見ていると・・・

ロイヤル・ネイビーの栄光の裏にある日本海軍の存在

続・地中海遥かなり　第3回

マルタには旧日本海軍の慰霊碑がある。それは安全保障条約に基盤となった、第一次世界大戦後、日本が地中海へ駆逐艦隊を派遣したことを示す記録なのだ。

漱石先生のおやつ

かの文豪・夏目漱石は大の甘党。著作や文献には、いろいろなおやつが登場します。いま漱石先生にお薦めするとしたら、どんなおやつがいいでしょう？

マルタにある、外国人労働者問題の解決のヒント

続・地中海遥かなり（第2回）

マルタのマグロ漁は、インドネシア人で労働力不足を補っているが、ほとんどの人が日本の技能実習を受けていた。日本は育てた人材を簡単に放出しているのでは？

秋の西地中海に魅せられてキャンプ旅へ

続・地中海遥かなり（第1回）

「定年バックパッカー」の原点は、ある美女の一言で東地中海を旅したことから始まる。原点に戻るが如く、今度は秋の西地中海をキャンプしながら旅することに－－。

広重の名画が導く東海道巡りの旅

神奈川県箱根町・岡田美術館
2016年12月23日～2017年4月2日

東海道の宿場町・箱根で、東海道巡りの展覧会が開かれる。安藤広重の「東海道五十三次」全55図や、宿場町にまつわる作品が展示されるので必見である。

歴代の感性が光る樂焼の名品が一堂に

京都市左京区・京都国立近代美術館
2016年12月17日～2017年2月12日

初代から当代まで楽焼を集めた展覧会が開催。一子相伝の技法で作られる楽焼。初代の作品に千利休の影響を受けた原点を感じながら、現代に至る歴史を見つめよう。

内蔵助ゆかりの地を義士隊が行く

京都市山科区・市街中心地
2016年12月14日

京都・山科は「忠臣蔵」ゆかりの史跡が多いため、討ち入り衣装を着た義士隊が町を練り歩く祭りがある。東映太秦映画村協力の小芝居も行われるので、存分に楽しめる。

「人口侵略」という中国共産党の長期戦略

『サンチアゴ巡礼　心の旅』78日間で1650キロ踏破（最終回）

庶民階級の中国人は、スキマを突いたビジネスを諸国で展開しているように思える。実際、鄙びた巡礼街道の村にも進出していたのである。

深夜のマドリードで稼ぐ中国人少年少女の正体

『サンチアゴ巡礼　心の旅』78日間で1650キロ踏破（第21回）

聖地巡礼を終えスペイン・マドリードへ。この地で逞しく働く庶民階層の中国人たちから、彼らの海外進出や世界に与える影響について、ある考察がまとまりだした－－。

たどり着いた大聖堂、仲間との再会と盟友との別れ

『サンチアゴ巡礼　心の旅』78日間で1650キロ踏破（第20回）

巡礼街道を歩き続けて約2ヶ月強、ついに聖都サンチアゴに到着した。かの地では、巡礼の途中で出会った人々との再会、そして地中海以来の盟友との別れがあった。

旅で多く出会う韓国の若者は超格差社会の被害者

『サンチアゴ巡礼　心の旅』78日間で1650キロ踏破（第19回）

アジア系巡礼者の中、圧倒的に人数が多いのは韓国。そこで旅する若い韓国人に話を聞くと、根深い格差意識が日本以上に就職や結婚に影響していることがわかる。

脳が大沸騰!?　知的美少女たちと語る国際問題

『サンチアゴ巡礼　心の旅』78日間で1650キロ踏破（第18回）

確率論専攻、外交官志望など、街道で出会う知的な美少女たち。明確なビジョンと知識に裏づけされた考えを持つ彼女たちとの会話に、脳が刺激されて興奮が止まらない。