2024年12月2日(月)

古希バックパッカー海外放浪記

2016年11月13日

[フランス中西部Le Puyからスペインの聖地Santiagoを経てMuxiaまで]
(2015.4.22-7.16 86days 総費用37万円〈航空券含む〉)

マドリードの蒸し暑い夜

ガリシア美人が発行してくれたムシアの巡礼証明書

 7月12日 1650キロの聖地巡礼を終えてMuxiaから終日バスを乗り継いでマドリードまで移動。マドリード市内のバスターミナルから観光の中心のプエルタ・デル・ソルまで地下鉄を乗り継ぐ。午後10時頃にプエルタ・デル・ソルに到着。

 付近で適当な安ホテルを探すが見つからず。12時ごろ、深夜まで開いているバーでビールとハンバーガーで夜食。雰囲気のいいジャズが流れていたのでビールをお代わりして心地よい都会の夜を過ごした。3カ月近く辺鄙な田舎を延々と歩いてきたのでスタンダードなアメリカン・ジャズが心に沁みた。

 時間は午前3時をまわっていた。散歩がてらフレッシュな空気を吸おうとバーを出て街路を歩く。大都会の真ん中の観光の中心地なので深夜にも関わらず人が多い。街角の広場にはかなり大勢の欧米系若者たちが群れている。煙草を吸ったりビールやコーラを飲んでおしゃべりに興じている。

深夜に稼ぐ中国人少年少女の物売り集団

 賑やかな交差点や人の多い広場を通ると必ず東洋系の男女の物売りがいることに気付いた。小さな手製の看板にコーラ、ビール、飲料水、タバコ等と英語・スペイン語で書いてある。よく見ると同じ内容の看板である。マールボローの空箱の段ボールを利用して作ったようだ。売り子はみな若く10代後半から20代前半であろう。

エーゲ海のパロス島の夕陽

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