[秋のマルタ、シシリーを巡るキャンプ旅]
(2015.9.29-10.26 28日間 総費用22万円〈航空券含む〉)
(2015.9.29-10.26 28日間 総費用22万円〈航空券含む〉)
キャンプ旅の問題点は“シャワー”と“酔っ払い”
10月1日 午前中はバレッタ市内を見物。荷物を引いて石畳の旧坂を上り下りしながらエルム要塞まで歩く。高級リゾートのスリーマ(Sliema)の海辺に午後2時頃到着。海辺のプロムナードの街路灯の真下にテントを設営。
10月2日 日本出発以来シャワーを浴びていないので、近くの大きなホテルのフロントで事情を説明したらフィットネスクラブに温水シャワーがあるという。有り難く久しぶりに洗髪して髭をそり体中の垢を落としてさっぱりとした。午後は完全休養とし海を眺めながらビールを飲む。
10月3日 約2時間歩いてセント・ジュリアンのビーチに移動。海辺の高級ホテルが立ち並ぶ大通り沿いに設けられたウッド・デッキのプロムナードの端にテントを設営。深夜でも車の交通が絶えない大通りに面しているので治安面はOKと判断。午前2時頃数人の騒がしい声がして「ポリスだ。起きろ!」と大声で叫んでいるのでテントから顔を出すと酔っ払いがふざけているようだ。「何の用だ。警察を呼ぶぞ」とライトを向けると酔っ払いの三人組は慌てて逃げ出した。
マルタは地中海マグロ漁の拠点
10月9日 マルタ本島西部のメリッハ・ビーチからローカルバスを乗り継いで東端の漁港マルサシュロックまで半日かけて移動。
地元の漁師に聞くと天気予報では夜半から今年初めて季節風のシロッコが吹いて嵐になるので今日は休漁日なのだという。それでほとんどの漁船が繋留されているとのこと。漁師はマルサシュロックは歴史的に地中海マグロ漁の拠点であり漁船の大半はマグロ漁船(tuna boat)であると自慢。