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子育ていろいろ 本いろいろ

2017年9月22日

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小川たまか (おがわ・たまか)

フリーライター

1980年東京生まれ。教育、働き方、性暴力などを取材。『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(2018年/タバブックス)。Yahoo!個人「小川たまかのたまたま生きてる」(https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/)などで執筆。Twitter:@ogawatam

ワーママに必要な具体的な教育情報

――本書の中では4章と5章で子どもの教育について取り上げられていますね。全体の約3分の1です。それも「ワーママ5年目」ならではなのかもしれません。

椿:教育系の話は私自身聞きたいことがたくさんあって、識者の方のお話は参考になりました。子どもの教育って考えたことないからまったくわからない。でも、「小学生になったら宿題を見ないといけないのかな?」「中学受験を考えるのかな?」とか、すごく大変なイメージがあります。わからないことだらけで、就活中の学生みたいな気持ちで。

――具体的な情報があることで安心できた?

椿:そうですね。情報があることで無駄な不安を持たなくなりました。

高村:「小学校入学までには、ひらがなが読めて自分の名前を書ければそれで充分」「遊びながら『足して10になる数字』がわかれば理想的」とか、具体的情報があるとわかりやすいですよね。仕事と両立するなかで、つい子どもの教育が二番目、三番目になっているところがあるので、不安になりやすい。

只友:教育本は他にもあるけれど、ワーママが手に取りづらかったりもしますね。

――教育に関して保育園ママは不安になりやすいというのは、あるだろうなと思います。

高村:ある自治体の保育の冊子には「幼稚園は教育、保育園は福祉という考え方がありますが、それは違います。保育園でしている保育は、『養護+教育」の合わせ技です」って書いてありました。保育も乳幼児期の教育の一つであるという説明から、時代の変化を感じました。一方でこれもまた同僚の話ですが、保育園にお迎えに行ったら「最近○○ちゃんはいろんなものを噛みます。ママの愛情が足りていないんじゃないでしょうか」と言われて悩んでいて。それを聞いて、なんでママだけなんだろう? 親じゃないの? って。

――やっぱりまだ呪縛が。

椿:教育本にしても、東大に子どもを入れるために母親がしたこととか、ああいうのを見ると、やっぱ子どもの教育って母親が頑張らなきゃいけないのか……って思っちゃう人も多いでしょうね。「結局あたしか~……」って(笑)。

只友:だから本当は教育も夫婦で分担できると気が楽ですよね。私立の受験問題やってみたけど難しいですもん。夫が得意な科目、妻が得意な科目で分担できるといいのかなと思います。

今回のポイント
・ワーママ5年目で悩むキャリアと子どもの教育
・具体的な目安を知ると不安が減る
・家事も教育も分担することで「チーム感」を


  
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