「パーティーパパ」というコンセプト
20代はパーティーに明け暮れていた筆者です。
流石に子どもが生まれて一度、卒業したものの、最近は少し落ち着いて来たので、金曜に渋谷のカフェやバーで友人と一緒に音楽を聴いたり、半年に一度は家族稟議の承認のもとContactなどの大箱にジャンプインしています。
やはりパーティーコミュニティの暖かさ、心地良さが大好きです。30歳超えてパーティー来ている人は、音楽とコミュニティを愛し、パーティーを文化と捉えているというのが持論です。
そんなパーティーパパとして私が気をつけている事は、以下の3つ。
・二日酔いなし
・翌朝遅くまで寝ない
・家族との時間に影響させない
これさえ守っていれば、あなたもパーティーパパとして、パーティーシーンに完全復帰のはずです(笑)。
今日は、そんなパーティーパパお薦めのパーティーの中でも、いち早く地域ソーシャルイベントとしての地位を確立した“湘南発・伝説のサンセットリゾートパーティー FreedomSunset(以降、フリサン)” について、FreedomSunset Production代表の柴田 Shiba 雄一郎さんと、アーティストブッキングや企画を担当するharaguchicさんにお話を伺いました。
湘南発・伝説のサンセットリゾートパーティー
FreedomSunsetとは?
田永:湘南発・伝説のサンセットリゾートパーティー「FreedomSunset」(以降、フリサン)とはどのようなイベントなのでしょうか?
Shiba:フリサンは180度海を望む江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)のふもとのサンセットテラスで大人も子どもも共に楽しめるパーティーで、今回で15年目になります。
元々、2003年に江の島の展望灯台がリニューアルされたのを機に、江の島電鉄が手がけた観光開発に、イベントプランナーだった私が参画することになり生まれたイベントです。
単なる観光イベントでなく、文化発信をコンセプトに音楽、ダンス、ヨガなどを絡めた、ソーシャルイベントを展開しています。
夕日をバックに、好きな人や家族とお酒を飲みながら、音楽を聴く。そのために毎年、大勢が集まってくれて、文化とコミュニティを形成しています。私が知るだけでも、フリサンで出会って結婚したパーティーピープルが5組もいます(笑)。また、主催者と高齢の参加者との間で、年賀状をやり取りするような、顔と顔が見えるパーティーになっています。
青空ヨガや子どもたちが参加できるワークショップicrie Park(イクリエパーク)も同時開催しています。イクリエは「遊び」や「学び」を通して創造の場を提供するプロジェクトで、オトナとコドモが共に遊べるアートのワークショップなどを開催しています。子どもがいるからフェスに行けないではなく、子どもがいるからこそ一緒にフェスに行こうと提案しています。江の島は都心から電車で1時間ほどと、アーバンリゾートとしても最高の場所である点をフル活用しています。
家族参加型のパーティーとして印象深いのは、参加している子どもたちの成長を見られることです。