クラウドファンディングで協力を呼び掛ける意味
現在岩本さんは再チャレンジへ向けてクラウドファンディングによる協力を呼び掛けている。
『成功すれば世界初記録!ブラインドセーリングによる太平洋横断』
(https://readyfor.jp/projects/dreamweaver)
(https://readyfor.jp/projects/dreamweaver)
「前回はスポンサーさんがついてくれたおかげで資金的な問題はありませんでした。しかし、今回は自分ですべてを賄わなければならずクラウドファンディングを立ち上げたところ、大勢の人たちが支援してくれています」
「皆さんからいただいたメッセージを読むと勇気づけられます。練習で外洋に出たときも、一緒に乗っているような気がして、非常にポジティブな気持ちにさせてくれますし、絶対に成功させなければならないという思いが強くなってきました」
「こうした形にすることによって前回よりも応援されていることを感じやすくなりました」
「クラウドファンディングは6月29日(金)の23時が期限ですが、目標総額3680000円に対して5月30日現在で、124名の方から2934000円のご支援をいただいております。最終的には200人くらいの方にご支援をいただいて太平洋横断にチャレンジしたいと願っています」
岩本さんは最後にこう付け加えた。
「先日福島に行ってきましたが2艇贈ったディンギーを使って高校生やジュニアヨットクラブの子たちが頑張っている姿を見ました」
「海を怖いと思っていた人たちにもう一度海に出て、海は素晴らしいと思ってほしいという願いが叶いつつあると感じました。前回、僕は船の上から『行ってきます』と言いながら、『ただいま』とは言えませんでした」
「今度こそ小名浜港に着いて『ただいま』と言いたい。そして大きなヨットに乗ってもらって一緒に海の素晴らしさを感じてほしいと思っています」
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