2023年1月27日(金)

前向きに読み解く経済の裏側

2019年1月14日

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塚崎公義 (つかさき きみよし)

経済評論家

1981年 東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関連の業務に従事。2005年 銀行を退職して久留米大学へ。現職は久留米大学商学部教授であるが、当サイトへの寄稿は一個人として行うものであるため、肩書きは「経済評論家」とする。

住宅ローンを借りていても、通常は大丈夫

 「住宅ローンを借りたまま自分が他界したら、妻が住宅ローンを返せなくて自宅を追い出される」と考えて生命保険に加入する人も多いようですが、おそらくそれは不要です。

 というのは、金融機関は住宅ローンを貸す時に借り手の他界に備えて、借り手を生命保険に加入させる場合が多いからです。生命保険の契約をする前に、念のために住宅ローンを借りた当時の書類一式を確認してみましょう。おそらく一連の手続きの中に生命保険の加入書類が含まれているはずですから。

保険に加入する前に、公的な制度等を調べよう

 専業主婦と幼子を養っている働き手は、生命保険に加入する必要がありますが、金額を考える際には「遺族年金」が結構もらえるかもしれないので、チェックしてみましょう。サラリーマンならば、勤務先から受け取れる「死亡退職金」などについても調べてみましょう。

 生命保険だけではありません。医療保険についても、加入する前に自分が加入している健康保険について調べてみましょう。特に、高額療養費制度は重要です。医療費がどれだけかかっても、自己負担には上限があるのです。それを知った上で、なお民間の医療保険に加入するか否かは、もちろん各自の判断で。

 なお、本稿は筆者の個人的見解であり、筆者の所属する組織等々の見解ではありません。あしからず。

  
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