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2019年4月23日

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中西 享 (なかにし・とおる)

経済ジャーナリスト

1948年岡山県生まれ。72年共同通信社に入社。88年から91年までニューヨーク特派員、経済分野を取材し、編集委員を経て2010年に退社。現在は経済ジャーナリスト。著書は「ジャパンマネーの奔流―ニューヨーク・東京・ロンドンの24時間」(1987年、ダイヤモンド社)、「日本買い 外資は何を狙っているか」(2005年、PHP研究所)など。

家賃利回り保証も

 オープンハウスの担当者によると、実際に購入する物件の価格帯は3000万円~4000万円くらいが多いという。約2年前から米国不動産の紹介サービスを開始し、現在までにダラスを中心に約800件を成約したという。

 昨年後半から成約件数が伸びてきているそうで、現地には日本人担当者を派遣し、オープンハウスが自社グループで購入した物件に、建物検査を入れた上で一定の修繕工事を施したものを日本人投資家に販売している。

 現地のスタッフは物件管理に関するサービス提供、フォローも行う。融資サービスも提供可能でこうしたトータルサービスが売りになっている。賃貸収入の利回りは3.5~4%程度にはなっているそうで、今後は物件の対象エリアの拡大も視野に入れている。

 一方、これまでハワイでコンドミニアムの販売などを手掛けてきたリスト社は、現地の有力不動産と組んで投資物件を選び、現地業者が購入したものをリースバックという方式により日本人の投資家に販売している。購入してから5年間の利回り4%の家賃収入を保証する、固定収入プログラムを売りにして販売している。

 つまり、購入者は買った物件が空室になる心配をしなくても確実に賃料(4%利回り相当分)が入ってくることになる。4年間保証するためには、テナントを安定して見つける必要があるが、リストは現地の有力業者と提携することでこの方式が実現できたという。

 WINWIN Properties Japanの山崎美未代表は、これまでテネシー州西部のメンフィスの物件を多く紹介してきたが、「米国にはまだリーズナブルな価格で値上がりが期待できる中古住宅物件が多くある。売却する物件はすべて私が現地に行って確認し、購入後も現地の日本人スタッスが管理の手伝いをし、売却のサポートも行う。これからも米国の中古不動産は魅力的な投資対象になる」と指摘する。

 すでに500回以上のセミナーを開催、シカゴ、ダラス、ヒューストン、ラスベガスなどにも展開している。

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