2022年7月3日(日)

“熱視線”ラグビーW杯2019の楽しみ方

2019年9月23日

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ファン同士の交流もラグビーの魅力

ファン同士の交流で盛り上がる新横浜(写真・筆者)

 この日もラグビー文化を肌で感じてみようということで、アイルランドvsスコットランド戦の前に、みなとみらいの臨港パークに立ち寄った。目だったのはアイルランドの鮮やかなグリーンである。老いも若きもビールを片手にその場を楽しんでいる。スコットランドはジャージが紺色のせいか、あまり目立たないが、チェック柄のスカートを纏った紳士たちの姿が凛々しくも眩しい。異なるジャージを着たファン同士がそこかしこで写真を取り合い、談笑しているシーンを見かける。

伝統衣装キルトをまとったスコットランドのファン(写真・筆者)

 横浜市の担当者によると、2002年日韓共催サッカーのワールドカップの際は、対戦相手のファン同士の接触を避けるために座席はもちろん、駅からスタジアムまでの導線も分ける必要があった。しかし、ラグビーファンは友好的なので今回はそうした警備体制は敷かれていない。事実、試合会場でもファンゾーンでも、そんな友好的な光景が目の前に広がっていた。

 また、同市ラグビーW杯2019推進課の松田博之課長によると、臨港パークの1日の集客目標は1万人で、開幕戦は8800人、NZ対南アなどの好カードが組まれた翌21日は16,800人もの入場者があったようで、滑り出しは順調のようだ。ファンゾーンでは、地域の特色も打ち出しているが、「横浜は東京の陰に隠れてしまい海外からの認知度が低い」(松田氏)ため、インバウンドをメインターゲットにしたイベントが多く企画されている。またダイビングトライの体験など、子どもから大人まで楽しめるラグビーにまつわるアクティビティーも用意されている。

 海沿いの開放的な景観に加え、海外からのファンによって、より横浜らしい雰囲気を醸し出している。11月2日までの土日を中心に開催されているので、ラグビー文化を楽しむ一日として会場へ足を運んでみてはいかがだろう。

  
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