韓流ドラマのお約束パターン「記憶喪失」
日本国内にも多くのファンを持つ韓国ドラマを見ていると、背景や設定、人物関係など「定番」ともいえるほど同じようなストーリーが少なくないと感じている人もいることだろう。例えば、
― 貧しいが心優しい女主人公 vs 女主人公に嫉妬する性格の悪い金持ちの娘 という構造
― 父母兄弟だと思っていた人が実は他人だったという設定
― 卑劣な人はいつでも金持ち
というパターンだ。
そしてもう一つよくあるパターンが「記憶喪失になった主人公」だ。記憶を失ったまま生活を続けていたある日、記憶を失う前に心から愛していた人に出会ったが気づかずにすれ違ってしまったとか、記憶を取り戻してみると自分は財閥の息子だったとか、そういうストーリーだ。実際、韓国内でも「またこのパターン?」といった声が上がるほどに頻繁に登場する設定だが、最近の旭日旗騒動をみるとこれらの「韓流ドラマ」を連想してしまう。