2024年11月22日(金)

WEDGE REPORT

2020年1月29日

症状がなくても2週間は自宅待機

 チャーター機には検疫官や医師、看護師が同乗する。帰国する人は機内で質問票を記入し、発熱やせきの有無などの健康状況や、国内での連絡先も記入して、必要な時は検温も行われる。機内で症状が確認された場合は、機内に設けられた隔離ブースに座ってもらう措置がとられる。帰国後は保健所に相談して、速やかに医療機関を受診して、必要な場合は入院する。また、感染が確認された帰国者がいた場合には、どこで感染した可能性があるかについても聞き取り調査をするという。

 厚生労働省は、帰国した時点では症状がない人は、2週間程度自宅待機をして、不要な外出はできるだけ控えるようにしてもらう方針。新型コロナウイルスの潜伏期間は2週間程度とみられているためだ。

  
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