From NY

2020年2月29日

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田村明子 (たむら・あきこ)

ジャーナリスト

盛岡市生まれ。1977年米国に単身留学し、1980年から現在までニューヨーク在住。著書に『ニューヨーカーに学ぶ軽く見られない英語』(朝日新書)、『知的な英語、好かれる英語』(生活人新書)、『女を上げる英会話』(青春出版社)、『聞き上手の英会話』(KADOKAWA/中経出版)など。翻訳書も多数。フィギュアスケートライターとしても知られており、『挑戦者たち-男子フィギュアスケート平昌五輪を超えて』(新潮社)で2018年ミズノスポーツライター賞受賞。

ビニール全廃へは課題山積み

 もっとも、現実的な課題はまだまだ山積みだ。

 筆者はスーパーでもらうビニール袋をゴミ袋として再利用してきたので、今後はゴミ専用のビニール袋は購入せざるを得ないことになる。結局、ビニール袋の使用を全否定はできない。だが再利用できないタイプの小さなビニール袋など、ゴミを減らす法案には大賛成だ。

 もちろん長期的に考えれば、将来ビニールやプラスチックに取って代わる、自然に還元される実用的な材料の開発が、現代の全人類の最大の課題である。現在出回っているBiodegradable(生物分解性)のビニール袋は使用中の耐久性などにおいて、まだまだ問題が多い。使用中は丈夫で、時間がたてば無害に自然に還元されるという虫の良い条件を満たす材質が、今切実に求められている。

 それまではニューヨークに来る際には、男性も女性も必ずエコバッグを忘れずに持参していただきたい。

  
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