家電口論

2020年8月5日

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多賀一晃 (たが・かずあき)

生活家電.com主宰

スマート家電グランプリ審査員。主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。また米・食味鑑定士の資格を有する。水、米、パン、珈琲、お茶の味に厳しい。

今後、マスクは、伸びるのか?

 今、メディアは、布マスクの方が夏には過ごしやすいこと、また参入メーカーが多いこと、デザインが多彩なことで、いろいろと特集を組んでいます。

 しかし、何度も書きますが、新規参入メーカーの多くは布マスクで、過ごしやすい分だけ、防御機能が弱いものが多い。(布マスクにも、しっかりしたフィルターをもち、BFE、VFEなどをクリアしているものもあります。)政府は緊急措置をしてアベノマスクを配布しましたが、それは工業生産品の不織布マスクが市場から姿を消したためです。本来なら、「不織布マスクで、夏に強いものがベスト」。アイリスオーヤマのナノエアーマスクは、それに沿うものです。

 この辺は、やはり日本メーカーが強い。改良品を作ることで、頑張ってきた国でもありますから。

 しかしマスクは最寄品と言えば、最寄品。最寄品のほとんどが海外で作られる理由は、コストです。特にマスクは利が薄いとされています。しかし、海外で作るとなると、また感染症などの流行時、品不足の問題がある可能性は否めません。また、新規開発も容易ではありません。

 アイリスオーヤマは、今回の国内生産を、政府にお願いされてと言っていますが、将来を十分見据えた上での判断だと思います。一日本国民としては、国産マスクは大いに頼りにしたいという思いもフツフツ。ビジネスプランに関して、いろいろ書きましたが、シャープ、アイリスオーヤマ、ユニチャーム他、日本のマスクメーカーに頑張って欲しいものです。

  
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