2022年12月6日(火)

海野素央の Democracy, Unity And Human Rights

2020年12月8日

»著者プロフィール
著者
閉じる

海野素央 (うんの・もとお)

明治大学教授 心理学博士

明治大学政治経済学部教授。心理学博士。アメリカン大学(ワシントンDC)異文化マネジメント客員研究員(08年~10年、12年~13年)。専門は異文化間コミュニケーション論、異文化マネジメント論。08年と12年米大統領選挙で研究の一環として日本人で初めてオバマ陣営にボランティアの草の根運動員として参加。激戦州南部バージニア州などで4200軒の戸別訪問を実施。10年、14年及び18年中間選挙において米下院外交委員会に所属するコノリー議員の選挙運動に加わる。16年米大統領選挙ではクリントン陣営に入る。中西部オハイオ州、ミシガン州並びに東部ペンシルべニア州など11州で3300軒の戸別訪問を行う。20年民主党大統領候補指名争いではバイデン・サンダース両陣営で戸別訪問を実施。南部サウスカロライナ州などで黒人の多い地域を回る。著書に「オバマ再選の内幕」(同友館)など多数。

いつ出馬宣言をするのか?

 おそらくトランプ大統領は、恩赦と出馬の双方を達成できる可能性を探っています。自己恩赦は他力本願はでなく、しかもシンプルな点が、トランプ氏には魅力的に映っているのでしょう。同氏は自己恩赦を選択しても、24年の大統領選に出馬できると計算しているのかもしれません。

 米政治メディア「ポリティコ」とモーニング・コンサルトによる共同世論調査(20年11月21~23日実施)によれば、「2024年の共和党大統領候補指名争いが今日行われたら、誰に投票しますか」という質問に対して、53%がトランプ大統領と回答しました。2位は12%のマイク・ペンス氏で、トランプ氏が41ポイントも引き離しました。

 ちなみに、3位は8%のドナルド・トランプ・ジュニア氏でした。筆者はこれまでに中西部ミシガン州及び東部ペンシルべニア州などで開催されたトランプ集会に参加してきました。集会でジュニア氏が登壇すると、トランプ支持者は「2024年の大統領選に出馬しろ」と熱狂的に連呼します。

 となると、トランプ大統領には自分が出馬しない場合、長男のジュニア氏に全てを託して、恩赦を出してもらうという選択肢があります。

 仮にトランプ大統領が出馬する場合、一体いつ出馬宣言を行うのでしょうか。言うまでもなく、トランプ氏はメディアの注目を最も集める日を出馬宣言に当てる公算が高いです。となると、バイデン氏の大統領就任式が候補に含まれているはずです。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。

新着記事

»もっと見る