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2021年1月28日

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土方細秩子 (ひじかた・さちこ)

ジャーナリスト

ボストン大学コミュニケーション学部修士課程終了、パリ、ロサンゼルスでテレビ番組製作に携わり、1993年より米国でフリーランスのジャーナリスト活動を行う。

2040年に米国全体で走行する車をすべてゼロ・エミッションに

 バイデン大統領は2040年に米国全体で走行する車をすべてゼロ・エミッションにしたい、という希望を述べている。これはカリフォルニア州がすでに打ち出した2035年から州内でのガソリン・ディーゼル車両の販売禁止よりも先を行く。ガソリン車の寿命を考えると、この目標を達成するためには少なくとも2030年までにガソリン・ディーゼル車の新規販売を禁止する必要があるためだ。

 「米国を世界のEV産業の中心にしたい」というのがバイデン新政権の目標だが、EV普及率は中国や欧州よりも遅れている。この遠大な計画を、国産車のみで補うためには今後かなりのEVメーカーや関連産業への投資が必要となるだろう。それにより従来のガソリン車両を作っていた人々の雇用の受け皿になる、という見方もあるが、4年後に政権が再び共和党になるとこうした目標が覆される可能性もあり、メーカー側も今は様子見の状況だ。

  
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