ペットビジネス最前線

2012年9月20日

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 特に近年の、ペットフードの質の向上や病気の予防、高度医療に関しては獣医師達が率先して動物愛護を謳って現在の風潮が出来上がっています。

 命を大切に思う・扱うことは人間として大切な気持ちであることは言うまでもありません。本来持ち合わせているはずの感情なのでしょうがこれを改めて社会に啓蒙し、“ペット”は“伴侶動物”へと社会的な認識が変わってきました。同伴できる施設が増え、一緒に楽しめるイベントも多く開催されています。かつては番犬として外での飼育が当たり前だった犬たちも、サイズに関係なく室内での飼育が当たり前となってきました。ぺットのための幼稚園から老犬ホーム・お墓までもがサービスとして提供されるまでに社会的な価値観を変えた功績は大きいのだと思います。

 この風潮はペット業界でサービスを提供する側にとって根本的な「資本」であり、業界のビジネスを飛躍させる大きな要因となりました。

 反面、“命を大切に思う”気持ちを逆手にとって、過度の擬人化や生命の危機を煽っての過剰なサービス(強引な延命治療など)を強引に提供する業者も現れています。

 様々な情報が飛び交う今の時代、正しい情報やサービスを選択することは困難にも思えますが、どこまで利用するかは飼い主の判断です。伴侶動物を守れるのは唯一飼い主なのですから。

 今年の愛護週間は、“我が子を守る”を意識してイベントへ参加してみるのも良いのではないでしょうか?


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