2022年12月8日(木)

オモロイ社長、オモロイ会社

2021年5月22日

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杉浦佳浩 (すぎうら・よしひろ)

代表世話人株式会社代表

三洋証券株式会社入社(昭和62年)。鹿児島支店にて勤務。地元中小企業、個人富裕層の開拓を実施。 日経平均最高値の2カ月前に退職。次に日本一給与が高いと噂の某電機メーカーに転職。埼玉県浦和にて、大手自動車メーカー、菓子メーカー、 部品メーカー等の主力工場を担当。 退職時は、職場全員から胴上げ。そして、某保険会社に20数年勤務後、平成26年末に退社。在社中は、営業職、マネジメント職を経験して、リテール営業推進、若手人財育成を中心に担当していた。 社外の活動も活発に行っていた。平成27年1月1日、代表世話人株式会社を設立。
同社代表取締役に就任。世話人業をスタート。

親子というより上司部下の関係だった、厳しく自立を求められた

 このような先端的ビジネスを展開するウブン社の森岡さん、続いて森岡さん個人にフォーカスして今のビジネスに至った経緯、生い立ちを続いてインタビューしました。

 成人するまではお父さんのことが大嫌いだった。理由は家族というより上司という存在。朝6時の電車で出勤し、夜中に帰宅する、休日はゴルフ・テニスでほぼいなかった。数万人規模の電機メーカでは珍しい高卒で部長まで頑張った叩き上げ。そんな自身の猛烈会社員ぶりを息子の健太郎さんに強いる存在。朝起床の挨拶でおはようと小さい声で答えると、大目玉。「そんなことでは社会ではやっていけない、社会に出てどうするんだ!」そんな毎日の連続で、学校の怖い体育の先生よりもさらに怖い存在だった。

 「どうやって生きる?」自分のチカラで生きねばならないと小学校の頃から向き合う毎日、親に言われたレールを歩むのではなく、自分で切り開くように考えるようになった。「社会に出て生きられるのか」という不安からくる原動力が自分の原点だった、自身はサラブレッドではないし、経営者になることや壮大な計画も何もなかった。目の前のことを少しづつ1歩1歩やってきて今の自分があると振り返ります、

 子供の頃のもう一つの側面それは周囲にたくさんの「お兄さん」がいたこと。世界を広げてくれる、自分ではいけないところに連れて行ってもらえる、近所のお兄さんにたくさん可愛がられていました。 お父さんの勤め先の社宅に住んでいた頃は自分の家で御飯を食べるより近所の家々に呼ばれてお風呂に入ったりご飯を食べるくらいかわいがってもらった。それも森岡少年の魅力、今の人懐っこい笑顔もその頃からの特技になっていると感じます。 

 高校生時代、大切な友人の死に直面、人間はいつ死ぬか分からない。自分の今を振り返りやったことのないこと、苦手意識を克服することにフォーカスをし、それは「人見知り」であること。その克服のためにモデル事務所のスカウトをやりはじめます。コミュニケーションの難しさをこのバイトで見事克服し、人と「最短で仲良くなる」技術を身につけました。

 社会人になろうとするとき、成長と独立を意識できる仕事を選択したいと考えていた森岡さん、IT産業✕代理業はまさに厳しい環境であり、さらに業界2番手の会社は厳しいはずであるとその会社へ入社。当初の3年間は全く成果から遠い存在、最初の1年目には新人の半分程が去っていくような環境でも歯を食いしばり、4徹5徹も当たり前の中、目の前の仕事に集中していました。

 途中左遷のような経験もしましたがそれもポジティブに受け取り成長のバネに頑張ったそうです。たださすがに心折れる場面、憂鬱に落ち込むときに何か仕事以外にやろうと、「ひとり」「ドライブ」「自然」。この3つを叶えられるものそれがサーフィンとの出会い。会社の仕事では死ぬことはないがサーフィンだと死ぬこともある、ゼロリセットできる場として最適だったと話します。

 社会人3年目以降は実力も付けながら新たな仕事にチャレンジし続け、入社5年目にはどんな競合とバッティングしても無敗だったそうです。理由は、クライアントから信用残高を積み上げることをしていたから。徹底的に同業種1番手企業のやり方を分析しどのタイミングでどんなことを仕掛けてくるかどんな失敗をするかを理解してクライアントに向かい全ての相談が最初に森岡さんに舞い込むような関係性を構築していました。 

 営業はできるが事業もできるようになりたいと事業会社に出向を経験、そこから大きな組織・事業に行くのではなく小さな規模でのミニマムマネジメント、事業、チームで仕事ができるようにしていく、スタートアップ・ベンチャーのような規模感の切り盛りを経験して行きました。それは将来の独立のために。最終的に30代前半でサラリーマン社長を経験するも、株主の意向に右往左右している自分に気づき、自分自身でリスクを取るために独立を決意します。

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