2024年11月22日(金)

社食に企業の想いあり

2012年12月12日

コミュニケーションを活性化する場としての社員食堂

広報の弓削和美さん

 食堂を再度見渡すと、窓側のひとり席で遅いランチを取る人から、コーヒーを片手に数人で歓談する人、軽食を食べながらミーティングしているらしい人たちまでさまざま。

 「スクエニではプロジェクトごとにチームを作って仕事をすることが多く、一旦、区切りがつくと一部のメンバーは別のプロジェクトに異動することもあり、会わなくなることがあります。ここで社員同士が『久しぶり。最近どう?』と挨拶を交わすきっかけの場になれば、社長が考えていた『コミュニケーションを活性化する場としての社員食堂』としての機能を十分に発揮していると思います」(弓削さん)

 できたばかりの社員食堂は、社員にとってさまざまな価値を持つ空間スペースになりつつあるようだ。社員らのニーズに応え、これからさらにどのように変わっていくのか。1年後が楽しみな社員食堂に、筆者も「ワクワク」を感じた。

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