2022年12月4日(日)

田部康喜のTV読本

2022年2月10日

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田部康喜 (たべ・こうき)

コラムニスト

福島県会津若松市生まれ。幼少時代から大学卒業まで、仙台市で暮らす。朝日新聞記者、朝日ジャーナル編集部員、論説委員などを経て、ソフトバンク広報室長に就任。社内ベンチャーで電子配信会社を設立、取締役会長。2012年春に独立、シンクタンク代表。2015年10月から東日本国際大学客員教授として地域振興政策を研究、同大・地域振興戦略研究所副所長を兼務。

2人〝家族〟の行方は?

 一方、咲子が一度はつき合った形の松岡一(濱)は、ふたりの推しが解散したのではなく、休止したように「咲子は俺の女だ」と言い放つ。彼女のあとをつけて、羽と買い物帰りのふたりを問い詰める。

 「一緒に暮らしていれば、カップルじゃないのか」

 羽はいう。「あなたは、愛のないセックスは認めても、セックスのない愛は認めないのか?」

 玄関に続く石段で、羽と松岡はもつれあい、羽は石段を落ちようとする松岡を助けようとして、自分が転げ落ちて、右手を骨折し、腰をしたたかに打って、救急車で病院に運ばれることになってしまった。

 病院の治療を終えた、羽につきそうようにやってきた、松岡は突然「俺もこの家に住む」と言い出す。羽にけがを負わした責任として、腰を打って自由に動けない、彼を補助したいというのだった。

 ソファに疲れて眠ってしまった羽のそばで、松岡は咲子にいう。

 「セックスがなくてもいい、一緒にいられれば。お前といると調子がいいんだ。俺じゃあ、ダメなのか?」

 第5回は、北京冬季五輪閉幕式のあとの2月21日(月)が再開である。19日(土)のイッキ観をお勧めしたい。

  
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