「自主防災のまち秋津」へ
東京湾の埋め立て地に1980年に誕生した人口約7,300人・戸数約2,700+特別養護老人ホーム100床の秋津地域は、海抜約3,5mの位置にあります。
震災後に市役所が秋津のまちの電柱に設置した「この地域の避難場所 秋津小学校」の看板
また秋津小学校が市より避難所に指定されています。
そして、校舎内には住民自治力で運営する秋津小学校コミュニティルームがあります。
このコミュニティルームが今回の災害で避難所として機能したことから、今後もより「自主防災のまち秋津」にしていきたいと強く思いました。
同時に被災地の学校の再建にあたっては、地域防災の拠点としての機能をいっそう付加していただき、また各地の学校施設とくに避難時に大きく貢献した医薬品などがある保健室を含む校舎内施設の防災機能をより高め、また住民への日常的な開放を進めることにより災害時にも共助しあえる住民自治力を醸成してほしいと強く感じました。
3.11から2年以上が経過しましたが、秋津地域での被災状況や体験を記録した人々に感謝しつつ、私も秋津の住民として今後もより精進していきたいと強く思いました。
なお、貴重な災害時の写真は、秋津在住の石黒俊行さんと浦島裕さんにご提供いただきました。記して感謝を申し上げます。
てなことで、「開かれた学校と開かれた地域は災害時にも有効である」ことをお伝えしたく、また内容が内容なだけに、今回はマジな口調で話しました。
では、次回まで、アディオス! アミ~ゴ!
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