「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2013年9月9日

»著者プロフィール
著者
閉じる

岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

新人お父さんをみんなの前でほめまくり
リピーターに育てる

「○○さん、穴掘りうまいね!」
「いやあ、力があるだけですよ!」

 な~んて新人の○○父さんとのささいな会話も大切です。しかも、ほかのおやじたちに聞こえるように大きな声でほめまくることがリーダーの役割です。ほめられて悪い気がする人はいませんから。

 そうやって○○父さんの仲間意識をふくらませ、リピーターに育てていくんです。

 で、○○父さんがベテランに育ってくると、こんどは○○父さんが次の新人父さんに自然に優しく接していきます。優しく接するのは、初期の自分が仲間になっていくときのドキドキ感を知っているからです。

 このことは、以前に話した秋津の「よいこと循環」をまわしていくことになりますし。

「アレの会」は学校に集ってから

 おやじの会に欠かせないのが「アレの会」、つまり飲み会。

秋津小学校コミュニティルームにおやじたちが研修会後に集っての「アレの会」

 秋津は学校のコミュニティルームやビオトープまわりのコミュニティガーデンでやることが多いんですが、普通のおやじ会は、おおかた居酒屋でしょう。

 しかし、居酒屋でのアレの会が続き、数年たつと「おやじ会って飲み会ばかりじゃない?」とかの批判めいた噂がたったりすることがあります。

 そうなると、新人父さんも参加しにくくなっちゃうし、立て直すのもひと苦労です。

 そうならないためには、おやじ会の活動は、子どもたちと遊んだり学校に関係することなどが基本であり、またオープンに新人父さんや母さんたちも誘い込む運営を心がけ実践しなければならないんですよね。そして、その親睦のためにアレの会をするように心がけないと2、3年で衰退していくんですよね、これが。

 だから、批判めいた噂をたてられないようにするコツは、必ずなんらかの活動後にアレの会をすることです。

 で、さらに大切なことは、おやじたちが学校の敷地に足を一歩でも踏み入れてアレを「グイ!」と勢いよく飲み、その後に居酒屋にくりだすんです。

関連記事

新着記事

»もっと見る