その意味は、「俺たちは子どものことや学校のことをやってんだぞ!」との意識を仲間間で共有し、同時に世間様に「俺たちは開かれたおやじの会を運営してんだぞ!」とPRすることにもなるからなんですね。
「おやじの会」の立ち上げ方
いまほとんどの小中学校は、文部科学省が推進する「学校支援地域本部事業」や「放課後子ども教室」などを推進しています。
それらの活動には、おやじを必要とすることがたくさんあります。
たとえば秋津でも実践してきた学校の飼育小屋などのモノづくり。たとえばスポーツ系のクラブ活動の支援。また、仕事で日常使っているパソコン操作を子どもたちに教えることなんかは、お父さんたちが得意とすることでしょう。
とくに放課後子ども教室は、休日に遊び的な軽スポーツや基礎学習などを開いているところも多いですから、そこに参画するのもひとつの方法です。
おやじたちが手づくりした「トトロの山車」を秋の秋津まつりで子どもたちがひっぱりながら団地内を練り歩く
で、自分が慣れてきたら頃合いを見てそこに集う父さんたちに声がけすれば、おやじの会を立ち上げやすいと思います。ただし、母体の活動は続けること。そうしないと、ひさしを借りて母屋をのっとる感じに受けとられなくもないかんね。
おやじの会で活動すると、家族の会話がグングン増えるし、仕事の人間関係とはひと味もふた味も味わい深い楽しみが増していき、いつしか自分の「地域の居場所」ができますから。
てなことで、あなたもぜひおやじの会を楽しんでくだしゃんせ!
では、次回まで、アディオス! アミ~ゴ!
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