こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略して『みん経』)です。過ごしやすい気温が続いて、このままずっと秋だったらいいのに……なんて思ってしまいます。先週はスポーツの秋をテーマにお届けしましたが、忘れてはいけないのが食欲の秋! 今週のテーマは、「秋の味覚スイーツ」と題して、スイートなニュースをご紹介します。
老舗が見せた「有終の美」!
巨大モンブランを販売
マロンクリームをたっぷり絞る「モンブラン」は、なぜか “男性に人気のケーキ”と言われることが多いようです。皆さん、モンブランはお好きですか? 今年5月に惜しまれつつ閉館した老舗の「ホテル西洋 銀座」では、なんと重さ2キロの巨大モンブランを特別販売していました。
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閉館まで2カ月-ホテル西洋 銀座、人気「モンブラン」特大版を限定販売 (銀座経済新聞/2013/4/2)
閉館まで残り2カ月となったホテル西洋 銀座(中央区銀座1)は、4月1日から同ホテルで最も人気のある生ケーキで「モンブラン」の特大版「モンブラン パーティー」の限定販売を始めた。
「モンブラン パーティー」は重さ2キロ、直径22センチ、高さ21センチで約20人分のボリューム。表面にはフランス産マロンのペースト2種類を混ぜたマロンクリーム、中には乳脂肪分の高い生クリームを使ったクレームシャンティ(泡だてた生クリームに砂糖を加えたもの)、カスタードクリームに生クリームを加えたクレームレジェ、砕いたマロン、アーモンドビスキュイ(スポンジ生地)などを使い、滑らかな食感、舌触り、香りの良さなどを楽しんでもらえるように作ったという。
同ホテル最後のシェフパティシェとなる浦野義也さんは、「『モンブラン』は過去3代のシェフパティシェの間でレシピを全く変えずに受け継がれてきたスイーツで、最後の代となった私も本当によくできたおいしいケーキだと思う」と語り、「全てのおいしい食材にこだわり、バランスも秀逸な自慢の『モンブラン』を最後の2カ月間、大型サイズで1人でも多くのお客様に楽しんでいただきたい」と意欲を燃やす。