2022年12月10日(土)

Wedge REPORT

2013年12月25日

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大手電子部品メーカーを辞し
フィリピン・セブ島で英会話学校をスタート

 柴田浩幸さん(33)は、立命館アジア太平洋大学卒業後、大手電子部品メーカーに就職した。法人営業を担当するなかで「落ちていく日本と、伸びていくアジアを目の当たりにさせられた」という。

「落ちていく日本と 伸びていくアジアを実感」。都内で説明会を行う柴田浩幸さん

 例えば、日本の企業とアジア企業では、部品発注数のケタが違う。「市場が海外に移っていくなかで、日本語しかできないままでいることは、リスクが高いのではないか……」、そんな思いが高まっていった。

 結局、丸4年働いて会社を退社。日本で英会話学校に通った後、ニューヨークに渡った。インターンとして働きながら、英語を習得。TOEICの点数は900点を超えた。最終的に英語習得のために費やした教材費は、300万円を超えていた。

 帰国後、この体験をもとに『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)という、英語学習本を上梓した。ブログに綴った内容を書籍化したものだ。サラリーマン時代に得た営業スキルを活かして、東京中の書店を自ら訪ね歩いたほか、Twitterなどのソーシャルメディアを使ったプロモーションも行った。その結果、5刷2.6万部のベストセラーになった。

 その後、大手メーカーの海外営業の面接などを受けたが上手く行かなかった。「本を出す人=面倒くさい人、という印象をもたれたのだと思います」。

 そんなとき、声がかかったのが新興のオンライン英会話学校からだった。ネットで日本とフィリピン・セブ島をつなぎ、英会話のレッスンが提供される。Facebookなどを使った集客活動に12年2月から従事した。

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