2024年7月25日(木)

BBC News

2024年7月25日

11月の米大統領選からの撤退を表明したジョー・バイデン大統領は24日夜、ホワイトハウスの大統領執務室から国民に向けてテレビ演説を行い、撤退を決めた理由を説明した。

バイデン大統領は冒頭、「皆さんの大統領として仕えることは私の生涯最大の名誉だった」と述べた。

一方で、この数週間の間に、民主党を団結させなければならないと気付いたと説明。

「大統領としての自分のこれまでの業績は(中略)いずれも私が2期目を目指すにふさわしい材料だった」としつつ、「けれども絶対に、絶対になにごとも、私たちの民主主義を守ることを妨げてはならない。個人の野心もそこに含まれる」と述べ、次のように続けた。

「なので私は、前に進むための最善の道は、たいまつを新しい世代に引き継ぐことだと決心した。この国を団結させる最善の方法だ。長年の公職経験が役にたつ時と場所があるのと同様、新しくフレッシュな声が役にたつ時と場所がある」

「そしてその時と場所は、まさに今だ」

バイデン氏はまた、民主党の大統領候補として支持を表明したカマラ・ハリス副大統領についても言及した。

「私は素晴らしい副大統領、カマラ・ハリスに感謝する」

「彼女は経験豊かでタフで有能だ。私にとって素晴らしいパートナーで、この国のリーダーだ」

バイデン氏が国民に直接声を届けたのは、先週に新型コロナウイルスの検査で陽性が確認され、選挙イベントをキャンセルして以降初めて。

提供元:https://www.bbc.com/japanese/articles/c724r1y2xwko


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