パリ・オリンピック(五輪)で3日、フェンシング女子サーブル団体でウクライナが大会初の金メダルを獲得した。パリの大会会場で初めて、ウクライナ国歌が流れた。
ウクライナは準決勝で日本を破り、決勝では韓国と対戦した。
ウクライナは終盤まで37-40と韓国にリードされたものの、今大会の女子サーブル個人ですでに銅メダルを獲得しているオリハ・ハルラン選手による連続ポイントで追い上げた。
最終の第9試合では、ハルラン選手が連続ポイントで逆転。ウクライナは45-42で勝ち、金メダルを獲得した。
最後の得点を決めると、ハルランはマスクを外し、膝を床について喜んだ。
ウクライナのペトロ・ポロシェンコ前大統領はソーシャルメディアで、「はがねの神経! 素晴らしい技術! 実に激しい試合で、最後の数秒に至るまでぎりぎりの戦いが続いた。私たちの選手たちは見事だった。とんでもなく感極まっている。歴史的な結果だ」と喜んだ
3位決定戦では、日本がフランスに45-40で勝った。