経済の常識 VS 政策の非常識

2014年6月17日

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――割り当てに反対している女性もいるようですが、それはなぜでしょうか。

 彼女たちの主張は、女性の社会進出には保育や介護などの社会インフラの充実が必要で、割当てのような近道は邪道だというのです。もちろん、私たちは、社会インフラの充実が大事だと思っています。しかし、割当て制の現状を変える教育的効果は大きいと考えているのです。

――割当に賛成している国はイタリアやフランスで、反対している国はドイツやイギリスやオランダです。どうも、賛成している国の経済パフォーマンスよりも、反対している国の経済パフォーマンスの方が良いようですが、それにはどう考えますか。

 経済パフォーマンスは社会全体の仕組みや国民性で決まる訳で、女性比率の割当で決まる訳ではありません。割当てをしている国ほど経済パフォーマンスが低いというきちんとした研究がある訳ではないでしょう。

(文責 原田)

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