2026年1月22日(木)

韓国軍機関紙『国防日報』で追う

2026年1月22日

 両首脳は法隆寺も訪問し、通常は非公開の金堂壁画の原本を参観した。会談後には高市首相がドラム演奏法を手ほどきし、BTSの「Dynamite」で合奏するという異例の光景も生まれた。

日韓首脳会談の際には、李大統領(右)と高市首相で法隆寺も訪問した(首相官邸HPより)

 韓国では「反日」と目されてきた李大統領への日本側の破格の歓待ぶりが話題となり、日中対立が深まる中で日本が韓国との関係強化を切実に必要としている現実を映し出したと伝えられた。

中東の〝拠点〟部隊が創設15周年

 UAEに駐留する韓国軍のUAE軍事訓練協力団(アーク部隊)が1月10日、創設15周年を迎えた。「アーク(AKH)」はアラビア語で「兄弟」を意味する。

 アーク部隊は韓国軍史上初の軍事協力派兵部隊だ。2010年5月、韓国陸軍特殊戦司令部を訪問したムハンマド・ビン・ザーイド現UAE大統領(当時は皇太子)が対テロ作戦のデモンストレーションに感銘を受け、軍事教育訓練の支援と交流拡大を要請。同年12月に国会で派遣が決定され、11年1月に創設された。

 主な任務はUAE軍特殊部隊への教育訓練支援と高高度降下・対テロ・近接戦闘などの高難度特殊作戦訓練だ。有事の際には現地在留韓国人約1万人の保護も担う。夏季には最高気温50度に達する過酷な環境で、隊員は1回の派遣期間中に60〜70回もの高高度降下訓練を実施する。

 23年には韓UAE包括的経済連携協定(CEPA)締結を機に部隊長の階級が中佐から大佐に格上げされた。現在は第25陣が活動中で、海兵特殊戦チームや1人称視点(FPV)ドローンを活用した訓練など任務範囲を拡大している。

 UAEに常駐する外国軍は米仏豪などで、アジア諸国では韓国のみ。UAEは複数の国家と重層的な軍事協力関係を築く多角外交を展開する。このような関係は兵器輸出にも貢献しており、韓国にとってUAEは中東における最大の顧客となっている。

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