2026年3月16日付ワシントン・ポストが、ホルムズ海峡の問題を軍事的に解決する方策はないことを指摘した上で、トランプ大統領が選択すべき解決策は勝利を宣言して一方的に戦争を止めることだと論じている。
トランプは、イランに対する戦争を始めた時、イランがエネルギー市場を混乱させホルムズ海峡を閉鎖することを知っていた。今や、世界経済の脅威となっている問題を解決するのは米国の責任である。
トランプはイランによって人質に取られている世界的な航路をこじ開けるのを手伝えという要請に抵抗する諸国に腹を立てている。彼は「我々は忘れない」、「北大西洋条約機構(NATO)の将来にとって非常に悪い」ことにすらなり得ると警告した。
トランプはイランの海軍、空軍、防空は「失われた」と言っているけれども、米海軍はホルムズ海峡は護衛するにはあまりに危険なイランの「キルボックス(kill box)」だと表現する。米国はイラン上空を支配している。偵察ドローンは 24 時間イラン沿岸の上空を容易に徘徊できる。しかし、上空の優位性は海のコントロールと同じではない。
イランの「撃ってすぐ移動する」よう作られた移動式対艦ミサイルは沿岸の山中に隠されている。安価なシャヘッド・ドローンは小さな工場で作ることができ、ほぼ何処からでも容易に発射できる。
イランは海峡を閉鎖されたままにするために船舶を叩く必要すらない。機雷またはミサイル発射機があるとの単なる疑惑だけで、保険会社が保険を断りまたは保険料を法外な額に引き上げるに十分であり、兵器と同じくらい確実に商業通航を停止させる。
より良い選択肢は、米国が勝利を宣言し身を引くことであろう。ひとたび空爆が止まれば、イランは湾岸地域に攻撃を続ける信憑性のある口実を失う。その上、勝利を宣言することは真実を誇張することでもない。
