「パクられてもいい」に対し、
「貴方の著作物にはパクる価値が無い」
さて、そんなイケダさんが「コンテンツを『パクる』のは、なぜいけないの?教えておじいさん!」で書いた内容は、どんなものだったのでしょう。
イケダさんのブログの内容を一部引用します。
さて、コンテンツのパクリって、何でいけないんですか?これ、真面目に答えられる人、どのくらいいるんでしょう?「盗むのはいけないことだからいけない」「法律違反だからいけない」みたいな幼稚な意見はダメですよ。
「法律違反だからいけない」というのが法治国家においてなぜ「幼稚な意見」となるのかわからない人も多いかもしれません。なかには、数年前に14歳の中学生がテレビ討論会で口にして話題となった「なぜ人を殺してはいけないのか」の問答を思い出す人もいるのではないでしょうか。でも、こういった「常識と違うことを言おうとする」イケダさんの姿勢は、一部の人からは支持されてもいるようです。
続けてイケダさんは、「著作権者の利益になるパクリもある」「著作権者としての気分としては、ぼくの書籍をP2Pソフトでばらまいていただいても、まったく構わないどころか嬉しいです」と言っていますが、ただし「編集に哲学のないコピーサイトはダメです」と但し書きしています。
これに対し、ヨッピーさんは「イケダハヤト氏が全クリエイターに対して宣戦布告を開始」の中で、「あのね、今起こってるのはまさにこれなんだわ。『編集に哲学が無いコピーサイトによるパクリ事案の多発』なんだわ」と指摘。イケダさん自身も、自分のブログが全て転載され、その転載記事で広告費を稼いでいるサイトがあったらイヤなのでは?と追及しています。
さらにヨッピーさんは、ツイッターを開始してから数カ月でフォロワー数を約19万人にまで伸ばした漫画家・剛さんを例に挙げ、
「剛くんのケースみたいに、価値のあるコンテンツを生み出せる人は、それこそ雨後の筍みたいにボッコボコぱくられるわけですよ」
※編集注:フォロワー数の急増後、剛さんの漫画をそのまま使ってツイッターに投稿するアカウントが多数出現した。
「イケダハヤトさんは『パクられても平気』って言うけど、単純に貴方の著作物にはパクる価値が無いから不利益を被るような被害に遭ってないだけなのよ」
と断じています。