テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。
米オスカー女優ら画像流出事件
「拡散した人も訴える」でネット民ら騒然
平等に発言の自由が与えられているネットの世界。それゆえ、ときに特定の個人を狙った誹謗中傷やプライバシーに関わる情報がネット上に書き込まれることもあります。いったん情報が公開されると、またたく間に「拡散」されるのがネットの怖いところ。「拡散」にまつわるニュースで記憶に新しいのが、最近起こったオスカー女優らのプライベート画像流出事件です。
クラウドサービス「iCloud」を通じて、米オスカー女優やモデルたちのプライベート画像が流出してしまったのです。100名を超える著名人らの画像が流出し、その多くに本人たちのヌード画像や動画が含まれていました。それらはSNSで拡散され、多くの人の目に触れることになりました。
現地時間の9月2日、クラウドサービス「iCloud」を運営する米Appleが出した発表によると個別アカウントがハッキングされたとのこと。これを受けてジェニファー・ローレンスの弁護士は「写真を掲載した者を訴える」、ケイト・アプトンの弁護士は「入手した写真をばらまきコピーした者を追及する」とコメントしています。つまり、ハッカーはもちろんのこと「拡散した人も訴える」というのです。
ネットでこういった著名人の画像を見つけ「あの女優がこんな写真を撮っていたなんて」と驚きを共有したいがために拡散したら……ひょっとすると、あなたも訴えられてしまうかもしれません。
「やった人最低」の声以外に「自業自得」の意見も
ネット民はどう感じた?
このニュースを受けて、ネット民たちはどのように感じているのでしょうか。