インド駐在員あるある
刺身でお腹を壊すの巻
12月上旬に家族とともに半年ぶりに帰国しました。街は安全で清潔。冬の澄み渡った空の下、人も車も電車も整然と動いていました。今まで当たり前と思っていた日本の環境に感動しつつ、これを維持する我々日本人の意識は、素晴らしいとなんだか誇らしい気持ちなりました。
帰国中は、オフィス訪問と部署飲み、会社同期、地元仲間での飲み、そして、ラウンジを借りてのパーティーに、実家で両親と団らんと寝る間を惜しんで、妻子を交えて交友を温めておりました。Facebookなどで互いの近況はなんとなく分かっているので、「この前のデリーでのサッカー観戦どうだった?」といきなり本題から入れます。近況のアップデートが手早くでき、その後の計画などの話に移れました。ソーシャルメディアで繋がっている者同士の方が、毎日会っていても特に会話がない相手より、よほど親近感を感じます。テクノロジーがコミュニケーションや人間関係をも変えていることを実感しました。
日本のご飯は本当に美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。インド駐在員あるあるで、刺身を食べてお腹を壊すようになる、というものがあるのですが、悲しいことに自分も少しお腹の調子を悪くしました。一説によると、腸内の菌がインド仕様になると、スパイスはOKになるが、刺身などはだめになるようです。真意の程はともかくとして、インドに馴染んだ証拠ということでしょう。
ハワイとインドで結婚式
一時帰国も束の間、今度は義理兄の結婚式に参加するためハワイへ向かいました。インド-東京-ハワイと約1.2万kmの長旅はさすがにこたえますが、家族で結婚式に参加した後、ワイキキビーチの夕陽を眺めながら、地ビールを飲んだ思い出は一生忘れることはないと思いました。ついでに、式の前日にハワイ時間深夜2時に月次決算確認のため、日本の本社と電話しながら、ハワイからインドにTV会議を繋ぎながら指示を飛ばした経験も、インド取締られ役として一生の思い出になりそうです。ということで、前回から更新まで随分時間が経ってしまい、申し訳ありませんでした。