2024年11月25日(月)

Wedge REPORT

2015年10月14日

オーディオテクニカはハイレゾ&アナログ対応

シバタ針を採用したハイエンドVM型カートリッジ「AT150Sa」、入門モデルの「AT95E」の国内販売に加え、ヘッドシェル付きの2モデルを発表した

 国内メーカー各社が日本オーディオ協会のロゴを採用するなか、オーディオテクニカもこれに従い、今回、大々的にハイレゾ対応を訴求してきた。もともとヘッドフォンは振動板の直径が小さいため、高域特性を伸ばすことは比較的容易で40kHz再生における技術的難易度は低い。あとはコストとの兼ね合いとあって入門モデル以外は全てハイレゾ対応となった。

 しかし、それだけでなく、同社がアナログオーディオも大切にしていることをアピール。実はオーディオテクニカはVM型と呼ばれる独自方式のカートリッジ(レコード用の針)を製品化して世界に普及させ、現在もアナログプレーヤー用カートリッジを生産するメーカーなのである。従ってハイレゾには対応するが、アナログオーディオも大切にするという立場になる。

試聴体験ブースでは、同社の真空管方式ヘッドフォンアンプ「AT-HA22TUBE」を使って新型ヘッドフォンがデモされていた

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