Wedge REPORT

2016年1月2日

»著者プロフィール

——会社でも、仕事をたくさんした人のほうが評価されます。例えば、「残業代」は出るのに、仕事を効率良く早く終わらせた人にはインセンティブがなく、逆にもっと仕事が振られるという……。

Mami 私がいたドイツ系の企業では、部下の残業が多かったり、有給が消化されていなかったりした場合、上司が減点されるという仕組みになっていました。日本の会社のような仕組みを続けていると、目先の結果にとらわれすぎて、長期的に社員がハッピーなのか? という観点が抜けているから、結局は優秀な人材が去っていくことになるのではないでしょうか。

 「減点主義」ということでは、バイリンガルニュースでも取り上げましたが、イーロン・マスクが私設の学校を創りました。そこでは、最初にさっさと答えを教えてしまうのではなく、時間をかけて答えの導き方を考えさせるといったことをしているそうです。

 私もMichaelも「思考停止の人になりたくない」と、よく言っています。「思考停止の人」というのは、自分で考えて答えを出したわけでもないことを、自分の答えにできる人や、「前例主義」にとらわれているような人です。今、日本の色々なところで「イノベーションが必要」と言われていますが、前例や慣例を取り払うことができなければ、イノベーションは起きないはずです。

イーロン・マスク氏(iStock)

——そういう意味では『MY JOURNAL 英語で日記を書こう』もそうですね。「英語は難しいもの」「苦痛を伴う勉強が必要」という固定観念を変えようと。

Mami 可愛いくて、お洒落な英語参考書があってもいいですよね(笑)。イーロン・マスクがすごいなと思うのはお金のためじゃなくて、(電気自動車の普及、宇宙ロケットで火星に行くなどして)本気で人類存続のためにしていることです。この本でも、バイリンガルニュースでも、多くの日本の人たちが知らないことを伝えていきたいという思いがあるんです。メインストリームに合わせようとするのではなく、Michaelがよく言っているように「何を言っても自由」という姿勢で、これからも情報を発信していきます。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。
 

関連記事

新着記事

»もっと見る