定年バックパッカー海外放浪記

2016年4月24日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年、横浜生まれ。神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

 11月19日 高級ホテルや有名ブランドのショップが並んでいる大通りを歩いていると前方からすらっとした長身の美人が歩いてきた。スリムジーンズがきまっている。なぜかニコニコとほほ笑んでいる。なんとダラットで毎晩一緒に過ごしたベトナム系ドイツ人のティーン嬢である。

素顔が可愛いティーン嬢と嬉しそうなオジサン

 ダラットの安宿の薄暗い電灯の下くたびれたソファに座って経済とか経営とかややこしい議論をしていたのであまり意識しなかったが、昼下がりのサイゴンの目抜き通りで見るとかなりの美女だ。近づいてくると、いきなり両手を広げてハグをしてきた。

 これは神が与え給いし僥倖とばかりにお茶に誘ったが、残念ながら友達がホテルで待っていて、そのままバスで移動するのだという。遺憾であるが“一期一会”である。再び大仰にハグをして別れた。

要注意!ホーチミン発プノンペン行き長距離バス

 11月20日 ホーチミン発の長距離バスはカンボジア国境手前で停車。国境通過の代行手続き代金10ドルを支払えという。どうも官憲とバス乗員の小遣い稼ぎのようで話が怪しいが、意地悪されては困るので10ドル紙幣を出す。出入国審査も税関も大勢の現地人がごった返していて魑魅魍魎。やっとのことでカンボジア側の税関を通過するとバスが見えない。

 車掌役のボーイが一人待っており「早くバイクタクシーに乗ってバスを追いかけろ」と無茶な指示をする。もう一人ドイツ人が遅れており彼は慌ててバイクタクシーに乗って出発。ボーイもバイクタクシーに飛び乗る。しかたなく私も続く。結局20分ほどデコボコの国道をひた走り、休憩所で停車しているバスに追いつく。

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