心を磨くポジティブ・リフレーミング
そこで今回は、ポジティブ・リフレーミングというテクニックを紹介します。このテクニックは、自分にとってマイナスだと受け止めがちな出来事を、プラスに置き換えてフレーミングし直していくトレーニングです。
例えば、
「雨が降っている」→「濡れる」「傘が邪魔になる」「服が汚れる」「靴が傷む」
これはネガティブリフレーミング。これをプラスにリフレーミングすると、
「雨が降っている」→「落ち着く」「傘でオシャレを」「雨音も天然の打楽器セッション」「空気が澄む」
このようにポジティブで、かつ発展的なイメージをつくっていくトレーニングです。リフレーミングとはカメラワーク技術の一つで、フレーミングしなおすという意味です。では、簡単なポジティブ・リフレーミングをやってみましょう。
①「寒い」→
②「満員電車」→
③「イラっとされた」→
④「短気」→
⑤「ミス・失敗」→
⑥「風邪を引いた」→
⑦「作業が終わらない」→
日々の仕事の中では、さまざまな要因が皆さんの心を揺さぶってくるはずです。電車の中、天候気候、対人関係、作業の内容……自分の心にふっと入ってきたモヤモヤを、少しずつポジティブ・リフレーミングしてみてください。心に磨きを！
（編集・鮎川京子）
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