もう一度「夢」を追いかける
最後に、少数派ではあると考えるが、学生の頃に法曹に憧れたものの一般企業に勤め、その後再度夢を追いかけ法律系の資格取得を目指すケースも考えられる。
宅建士を目指す理由としては、法律資格の中で入門的な位置にあるためだ。「とりあえず宅建士から」と考え、次なる難関資格を目指すのである。
もっとも、最終ゴールが行政書士や司法試験の場合は、複数の資格をステップアップしながら取得することはかえって遠回りになる可能性が高い。同じ法律系資格とはいえ、各資格で専門分野が異なってくるため、莫大な時間がかかってしまうのだ。
「司法試験を目指す」「行政書士を目指す」と言う方は、最初から本当に自分が取得したい資格の勉強をすることをお勧めする。
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