「アラブの春」を恐れるロシア

国連総会でプーチンは何を語ったか（前編）

アラブの春をプーチン大統領が批判するのは、権威主義体制打倒の波がカザフ、ウズベクなど旧ソ連の友好国への波及を恐れるからだ。

中国の懸念は経済ではなく政治

エコノミスト誌元編集長のビル・エモット氏

3つの大きな政治的問題。中国が内政で行き詰った時、攻撃的な対外政策を推進するのではないか？

ムスリムによる反過激主義運動

イスラム教徒は、ISや他のイスラム過激派グループの全体主義的イデオロギーに対決しなければならない。

ロシアの影の戦争 IS参加チェチェン人を根絶

ロシア軍シリア空爆の狙い

ロシアはテロとの戦いを強調するが、チェチェン系過激派の根絶やしを狙ったプーチン大統領の“影の戦争”が浮かび上がってきた。

国家主義を強める中国 次期米政権は対中政策を…

中国はより豊かに、より強くなったにもかかわらず、自由化するどころかその政治はより抑圧的で激しく国家主義的となった。

中国軍30万人削減 近代化と海空軍強化

人民解放軍30万人削減は軍の近代化と、陸軍から海空軍重視への戦略だ。

中東難民問題 米欧の責任放棄

中東難民問題は、これは米欧がともに世界秩序の維持に確固とした対応を取っていないから起きている。

虚仮にされたオバマ政権 ロシアの“第2の矢”…

露がイラン、イラク、シリアとISの情報を共有する「統合情報センター」の設置を合意。米国はイラクの裏切り行為に完全に虚仮にされた。

エコノミスト誌も指摘 反日を政権基盤にする中韓

エコノミスト誌「歴史の使い方――日本の20世紀の拡張主義についてのアジアの見解はすべて否定的ではない」。

南シナ海人工島 中国の代償を高めよ

中国の南シナ海での人工島建設は米国の軍事的優位に影響しないとの見解は楽観的過ぎる。

グラブタクシー vs ウーバー タクシー配車…

東南アジアでも競争が激化するタクシー配車サービス。ソフトバンクが筆頭株主のグラブタクシー、インドネシアではバイクタクシーも。

ロシアが目論むシリア内戦の「書き換え」

ドゥシャンベでのプーチン演説を読み解く（後編）

脅威を及ぼすISに対して、「大連合」を形成する必要がある。そして、この「大連合」にはシリアのアサド政権を含まなければならない。

イスラム国掃討戦 民兵組織という両刃の劍

民兵勢力の支援強化によってイスラム国を抑えるという戦略は、民兵勢力がイスラム国に取って代わるというリスクを孕んでいる。

ブローカー35人 シリア難民に聞いたドイツま…

難民を海へと引きずりおろすギリシャ警察

「ギリシャからドイツまで、歩けば3週間。かかる金は800から1200ユーロ」。そう”先人”たちから聞いていたが、国境に辿り着くたびにマケドニア警察にアテネまで送り返された。

「イスラム国」の脅威に 相乗りしようとするロシア

ドゥシャンベでのプーチン演説を読み解く（前編）

現在の世界のありようをイスラム過激主義との戦いと位置付け、それによって国際社会から孤立したロシアやシリアの立場を回復しようと目論む。

在米中国人移住者を 強制的に帰国させる中国公安部

「狐狩り作戦」は習主席の腐敗撲滅キャンペーンの中核要素であり、2014年以来、930人以上の被疑者が本国に送還されているという。

日本人はどんなところに住む？ 投資ほかバンコク…

バンコクは年々発展を遂げ、その成長ぶりは目覚ましいものがある。今やバンコクは、ショッピングモールやコンドミニアムの建設ラッシュ。

アメリカが訓練した シリア反政府勢力の失敗

米特殊部隊が訓練装備した「第30師団」と呼ばれるシリア穏健反政府勢力は、シリアで無様な失敗をおかした。

バブル崩壊 鎮火できない中国、延焼する韓国

二桁成長から｢新常態｣に向け舵を切った途端にバブル崩壊。株高による消費刺激の狙いは脆くも崩れ人民銀行介入による元の切下げが始まった。

中露先行の北極海資源開発 アメリカも参戦すべし

ロシア、中国は単なる資源の入手を越えたことをやっている。ロシアは地域に6000名の兵士を増派し、レーダーその他センサー網を構築している。