日本の漁業 こうすれば復活できる
海に囲まれた日本にとって重要な産業である漁業の危機が続いている。国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の一つである「海の豊かさを守ろう」を果たしながら、産業としてどう復活させていくのか。その処方箋を示していく。
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2022/04/23 片野 歩
青森県大間での水揚げ量の誤魔化しによるクロマグロの「横流し」、熊本県での長年にわたるアサリの産地偽装、暴力団の資金源と見られているナマコの密漁逮捕が報道されました。違法な水産物は次々出てくる始末です。
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2022/03/28 片野 歩
2014年のロシアによるクリミア併合以降、水産業の改革がロシアで一気に進んでいる。その結果として、日本のEEZ内で大型のロシア漁船が操業している。翻ってわが国はどうするべきか考えてみたい。
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2022/03/26 真田康弘
「熊本県産」とされていた外国産のアサリやマグロ漁獲の過少申告、密輸されるウナギの稚魚――。違法な漁業による水産物が日本に多く入っている。これを見過ごしてしまえば、日本漁業は瓦解の危機に直面してしまう。
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2022/03/06 片野 歩
脂がのったサバといったら、スーパーに並ぶ塩サバや、弁当などでお馴染みのノルウェーサバではないでしょうか? ノルウェーサバが日本市場を席巻している背景を通じて、日本の魚が消えて行く理由に気づいていただきたいと思います。
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2022/02/17 片野 歩
2020年に改正漁業法が施行されたものの、資源評価やTAC(漁獲可能量)の設定、漁船や漁業者に漁獲枠を配分する個別割当制度(IQ他)を始め、科学的根拠に基づく世界的に見て遜色がない水産資源管理は、まだこれからという段階です。
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