世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2017/07/31 岡崎研究所
香港問題への中国の対処は、中国がどういう国になるか、国際社会でどういう役割を果たしていくのかを判断する一つの材料となるだろう。
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2017/07/28 岡崎研究所
イスラム原理主義に基づく国・サウジを同盟国とし、中東の中では比較的民主主義的な国・イランを敵視するトランプ政権。IS掃討後、ロシア・米国を巻き込んだ最悪な軍事対決を避ける為には、マクマスター国家安全保障補佐官主導の的確な政策レビューを行っ…
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2017/07/27 岡崎研究所
近年、住民の台湾人アイデンティティが強まる傾向を見せる中、現職や元政治家の中国訪問が増えている。蔡英文政権は「現状維持」政策を進めているが、中国との緊密化が進めば支持率低下は免れない。
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2017/07/26 岡崎研究所
平和条約の提携は核保有国としての認可が必須。北朝鮮の主張の裏にはサダム・フセイン、カダフィの末路があり、スウェーデンでの会談は不成功に終わった。今後、米中の制裁の元、北朝鮮の動向を非核化へ導くことはできるのか。
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2017/07/24 岡崎研究所
トランプ支持のキューバ系米国人に対する配慮、オバマのレガシーの否定。トランプ外交は誤った歴史的認識やご都合主義が横行しているが今回の対キューバ政策に関して、”フェイクニュース”と名指しされるニューヨーク・タイムスが社説に疑義を載せた。
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2017/07/21 岡崎研究所
IS壊滅迫る中、トランプ政権の中東への戦略がなく、このままではイランとロシアの進出を許してしまうとワシントン・ポスト紙が社説に警告を載せた。保護主義に舵を取りたいトランプだが、米国として中東地域の勢力を失うわけにはいかない。
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2017/07/20 岡崎研究所
来年の大統領選は、プーチン再選が確実と言われているが、長期政権下のクレプトクラシーが継続か崩壊に向かうかが世界の注目を集めている。
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2017/07/19 岡崎研究所
紛争長引くアフガニスタン・パキスタン・インド。水面下での勢力争いにテロ組織・タリバンが暗躍する悪循環に当事国含む4カ国での調整が再開される。米国平和研究所2名のニューヨーク・タイムズ紙論説より今後のアメリカの動向を考察する。
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2017/07/18 岡崎研究所
アラブ対イスラエルは今は昔。カタール問題が中東に新たな渦を引き起こしている。アメリカのトランプ大統領はサウジ寄り外交、英国はBrexit騒動で調停を買って出る大国もいない。英フィナンシャル・タイムズ紙に掲載された論説より、今後の中東関係を…
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2017/07/17 岡崎研究所
中途半端に中国に譲る政策は中国に期待を持たせ、更なる要求を引き出すことになりかねない。北の脅威が強まる中、THAAD配備をせざるを得ないとの姿勢を貫くのが正解であったと思われる。
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2017/07/14 岡崎研究所
Brexitの是非を問う選挙で大きく議席を失った保守党。ハードなBrexitは望めなくなったメイ首相だが、英フィナンシャル・タイムズ紙には、混乱の中にも救いを見出すチャンスはあると主張する論説が掲載された。暗雲立ち込めるイギリスの行方は果…
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2017/07/13 岡崎研究所
北朝鮮に平和的に核とミサイルを放棄させるには、朝鮮戦争を終わらせる平和条約が不可欠の要素となる。6月8日付けニューヨーク・タイムズ紙に米ランド研究所のドビンズとホーナンがを寄せた。
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2017/07/12 岡崎研究所
イラン系米国人のジャーナリストが、6月7日のテヘランでのテロ攻撃はイランとサウジの勢力争いやテロとの戦いに影響を与えるものであり、トランプ政権はイラン非難だけではなく対イランの政策を再考すべきと、ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した。
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2017/07/11 岡崎研究所
トランプ大統領就任以来、米国を核とした東西の同盟体制にほつれが広がっている――。米バード大学の教授が、Project Syndicateのウェブサイトに、拙速な同盟解体論を戒める内容の論説を寄せた。
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2017/07/10 岡崎研究所
米英がEUから離れつつある中、中国がその空白に割って入り、EUとの関係を強化する方向にある。イタリアのアジア専門家・カザリーニが6月6日付の米フォーリン・アフェアーズ誌ウェブサイトに論説を寄せた。
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2017/07/04 岡崎研究所
トランプの近視眼的決定のためにTPPを死なせてはならず、TPP11を歓迎し、日本へ引き続き強いリーダーシップを期待する。豪ローウィー研究所のキャラハン非常勤研究員(元IMF理事)の論説が、5月25日付けの同研究所・ウェブサイトに掲載された。
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