風評被害のダメージ トマト農家と ナメコ農家の…

震災から1年。補償が続く見通しが不透明で苦しむ農家がいる。福島の同じ地域内で風評被害によるダメージの「格差」が歴然とあらわれていた。

黒社会化する地方政府 薄熙来失脚後の中国の行方

温首相が表明した文革再来への危機感に対し、安堵の声が広がっている。だが、それだけでは、中国の抱える深刻な問題を解決することはできない。

暴動から4年 チベットの現実、日本への思い（…

ダライ・ラマ法王 日本・東アジア代表ラクパ・ツォコ氏に聞く

暴動から4年。ダライ・ラマ法王日本・東アジア代表に、30人もの焼身自殺者を出したチベットの現実をインタビュー。

名画でたどる 西欧絵画の変遷史

東京都港区・国立新美術館
2012年4月25日～7月16日

ロシア・サンクトペテルブルクにある「美の殿堂」・エルミタージュ美術館から、数々の名画が日本にやってくる。

大名家の御曹司 抱一の美の世界とは

京都市左京区・細見美術館
2012年4月10日～5月13日

酒井抱一の生誕250周年にちなんだ各地の展覧会の締めくくりとなる、「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展。琳派の全体像を楽しめる。

「保八」を下方修正した中国 大改革の始まりと…

～世界経済減速は引き下げの一要因にすぎない～

今年のGDP成長率目標を7.5％とし、今までの8%を8年ぶりに下方修正した中国。大胆な経済構造転換を図らねばならない時期にきている。

絢爛豪華な曳山が 春の城下町を行く

滋賀県長浜市・長濱八幡宮および市街地一帯
2012年4月13日～16日

羽柴秀吉によって開かれた地、琵琶湖の北東岸に位置する長浜。4月の「長浜曳山まつり」の見どころは、曳山で繰り広げられる子ども歌舞伎だ。

ディープなアジアを 東京・高田馬場で

シャンとカチン。ミャンマーの民族料理を食べられる、ディープなお店が高田馬場に。アジアの現代史と文化を食から実感する。

温家宝の全人代会見 共産党の焦りは最高潮

薄熙来更迭以外にも注目点はこれだけある

話題が豊富だった全人代。薄熙来の更迭問題や政治体制改革以外が注目されるが、「民」のコントロールに苦しむ共産党の姿が浮き彫りになった。

財政を圧迫する地方交付税 歪む地方自治

財政圧迫の一つの要因である「地方交付税」。好況の時に得た金額を既得権として、不況下でも同じ金額を維持しては、国の赤字が増えて当然だ。

薄熙来解任 文革の再来恐れた中国共産党

待ったなしの政治体制改革

暴力団一掃運動で英雄視された重慶市トップの薄熙来が解任された。今後中国共産党内の権力闘争は激化するのか、薄氏更迭後の中国の行方を占う。

中国が尖閣諸島にこだわる理由

南西諸島防衛の課題

尖閣沖漁船衝突事件以降、中国は何度も領海を侵犯している。「海の軍事」の専門家が、日本が実効支配を強めるための策を提言する。

プーチン大統領復帰後のロシア 命運握る中間層

5月に再び大統領に復帰するプーチン。今後の各国とロシアの関係、そして日本が注視すべき「民」の動きの重要性を読み解く。

釜石の復興計画に見る 被災地を覆う震災前から…

WEDGE4月号 第二特集

「復興」は町を活性化させるという意味で「地域振興」と同義だ。人口減少や産業衰退に悩む地方都市の共通の課題を、解決しなければならない。

地域主権の目玉 沖縄一括交付金の残念なスタート

WEDGE4月号フリー記事

24年度の沖縄復興予算は、沖縄に配慮を示したい官邸や民主党の意向で増額となったが、4月のスタートを前にすでに問題が浮上している。

名医求めてさまよう うつ病患者

「うつ100万人」は減らない（2）

「うつ100万人時代」のいま、クリニックが次々と開業し、新たな抗うつ剤も開発されているのに患者数が減らない理由は？

イスラム市場開拓のカギ 食品認証「ハラル」取…

イスラム教で「許されたもの」を意味するハラル。巨大なイスラム市場に乗り込むための「免許状」取得に、日本企業が乗り出している。

前代未聞の「烏坎事件」ルポ 共産党動かす「民…

広東省烏坎村で前代未聞の「政治劇」が展開された。共産党を下から突き動かす「民」の力が高まる中国に対して、日本のとるべき戦略とは。

米国にとっての３・１１

ハーバードでも震災記録を残す動き

東日本大震災から1年が経った3月11日には、米国メディアも震災後の被災地や原発事故の現状を大きくに取り上げた。米国人の関心も高い・・・

社内うつ激増 問われるトップの本気度

「うつ100万人」は減らない（1）

「苦労が足りない」「ストレスに弱い」と見られがちなうつ病患者。ポーズだけになっている企業のうつ病対策では、社会的損失は増すばかりだ。