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『サイバネティクス全史』
2017/12/22 東嶋和子サイバーテロ、サイバー攻撃、サイバー戦争、サイバー空間・・・・・・。現代社会に身を置いていれば、「サイバー」という接頭辞を耳にしない日はない。いまや現代人は、「サイバネティクス(cybernetics、制御工学)」という概念によって生み出…
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『人はなぜ太りやすいのか』
2017/11/24 東嶋和子いまや肥満は、世界の主要な健康問題のひとつ。進化生物学的視点から、「現代人を肥満にさせるような生理現象と行動の、進化的、適応的起源」を探ったのが、本書である。
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『水の土木遺産』
2017/10/27 東嶋和子日本最大のかんがい用ため池である「満濃池」をはじめ、日本のおもな河川水系における先人たちの偉業と現存する施設や風土を紹介する本書。水をたたえる風景や構造物がバラエティに富んで美しく、眺めるだけでわくわくする。
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『世界からバナナがなくなるまえに』
2017/09/29 東嶋和子「アグリビジネス企業によって作り出された遺伝子組み換え作物の最大の問題は、健康に対するものでも、環境に対するものでもなく、害虫、病原菌、気候変動に随時対処する私たちの能力に関するものである」
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『フンボルトの冒険』
2017/08/25 東嶋和子フンボルトは、プロイセン王国の裕福な貴族の家に生まれ、博物学者かつ探検家として活躍した。一世を風靡した偉人なのに、あらためて「彼の業績は」と問われると、返答に困る。
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『医者は患者をこう診ている』
2017/07/28 東嶋和子イギリスの家庭医・総合診療専門医(GP)のように、腰を据えて患者とつきあい、患者を人として丸ごと診てくれる医師が、日本にもたくさんいてくれたら……。
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2017/06/30 東嶋和子
「人類史の常識をくつがえす!」「今世紀最高の必読書!」と、大げさな惹句が帯に踊る。上下巻の大部にもかかわらず、「37万部突破!」ともある。どんなものだろうと、手に取った。
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『生命、エネルギー、進化』
2017/05/26 東嶋和子ビル・ゲイツに、「この男の仕事についてもっと多くの人が知るべきだ」と言わしめた、ニック・レーンの最新邦訳が本書である。
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『あなたの知らない脳』
2017/04/28 東嶋和子急速に進歩しつつある脳科学の知見をもとに、脳と「自分」との関係を、実際にあった事件や実験を織り交ぜながら、深く考察したのが、本書である。
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『二重螺旋 完全版』
2017/03/24 東嶋和子科学史に興味のある読者にも、一編の青春小説を味わいたい読者にも、まちがいなく読書の喜びを与えてくれるはずである。一度読んだという方も、ぜひ「完全版」での再読をお勧めする。
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『フューチャー・オブ・マインド』
2017/02/24 東嶋和子理論物理学者が、宇宙と並んで自然界の大きな謎である「心」にメスを入れたのが、本書である。
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『中東・エネルギー・地政学』
2017/01/27 東嶋和子日本を代表する論客の一人が、「寺島流」フィールドワークともいうべき独自の視点から、国内外の経済、政治、外交、エネルギー政策、宗教に斬り込んだのが、本書である。
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『土と内臓』
2016/12/23 東嶋和子庭づくりとがん治療という体験から、研究者夫婦が医学、薬学、栄養学、農学などの分野に分け入り、「微生物がつくる世界」をひとつの物語にまとめあげた――それが本書である。
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『がん ‐4000年の歴史‐』
2016/11/28 東嶋和子原題は、「全ての病の皇帝 がんの伝記」。「がん」という手ごわい病を人類が4000年の歴史の中でどうとらえ、どのように向き合い、闘い、敗れ、ときに打ち負かしてきたかを、現役の医師が物語る。
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2016/10/29 東嶋和子
パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病、多発性硬化症などの神経性疾患は治らないと、これまで考えられてきた。しかし近年、脳には「神経可塑性」がある、すなわち、自らを配線しなおす力があることがわかってきた。
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『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』
2016/09/08 東嶋和子アスリートとジャーナリスト。二つのまなざしでとらえたスポーツ科学の最先端は、共感にあふれ、かつ客観的で、心を打つエピソードに満ちている。
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『研究不正』
2016/08/26 東嶋和子記憶にも新しいSTAP細胞事件とノバルティス事件は、本書によれば氷山の一角に過ぎない。日本は世界に冠たる「研究不正大国」だというのだ。
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『シャーロック・ホームズの思考術』
2016/07/29 東嶋和子本書のユニークな点は、私たちの思考のベースとなっている二つのシステムに、<ワトスン・システム><ホームズ・システム>と、名前をつけたことだろう。
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『食と文化の謎』
2016/06/24 東嶋和子神様にまつりあげられた牛、触るのも忌み嫌われる豚、ペットになったり食用にされたりする馬や犬、遺伝的に飲めない人がいるミルク――。世界の食文化の謎に深く広く分け入ると……
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