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2016/03/20 東嶋和子
毒になるか薬になるかは用い方や用いる人によって変わってくる。古今東西の薬にまつわる実例を紐解くことで、毒と薬がいかに不可分かということを教えてくれる一冊。
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2016/02/28 東嶋和子
「フィールドワーク」をふまえた情緒豊かで、かつ分析力に富んだ独自の医学ノンフィクションの数々を世に送り出したオリヴァー・サックス氏の自伝。
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2016/01/31 東嶋和子
獣医学とヒトの医学は峻別され、獣医が医師より貶められるような状況が続いてきたが、新たに「ワンヘルス」という動きが出てきた。
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『人体600万年史(上・下):科学が明かす進化・健康・疾病』ダニエル・E・ リーバーマン
2015/12/27 東嶋和子医学が進歩した現代においても様々な病に悩まされる人類にとって、これを予防するには我々の進化と生活様式のミスマッチを知る必要がある。
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『音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々』オリヴァー・サックス
2015/11/28 東嶋和子人は原始社会から常に音楽と共にあり、我々人類にとって音楽は根源的存在である。脳科学的見地から音楽とは何かを再認識させてくれる著。
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『石油国家ロシア』
2015/09/26 東嶋和子原油安の影響で大きな痛手を受けたロシア。しかし、この実態は「ロシア経済がこれまで矯正できないまま手をやいてきた周期的な病態の再来」だ。
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『失われてゆく、我々の内なる細菌』
2015/08/28 東嶋和子抗生物質による腸内細菌の撹乱は一過性ではない。何年も、場合によっては一生失ってしまう常在菌もあるという。
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『ネアンデルタール人は私たちと交配した』スヴァンテ・ペーボ(文藝春秋)
2015/07/30 東嶋和子華々しいニュースは多くのメディアで大々的に報じられるが、それに対する疑問の声やその後の科学的論争のゆくえは報じられることが少ない。
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『生き残る判断 生き残れない行動』
2015/06/25 東嶋和子巨大地震、花山噴火、ゲリラ豪雨、台風、それに伴う土砂災害。変動期に入ったともいえる日本列島に住む我々に、日頃からできる備えとは。
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『人類が知っていることすべての短い歴史』
2015/05/29 東嶋和子「科学がこの上なく退屈なものだと信じ込んで」育ったベストセラー作家が、ある日覚えた「切迫した不快感」とは…
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『進化の謎を数学で解く』
2015/04/24 東嶋和子「心の眼をもってしか見ることができない」数学的な概念の世界。著者は視覚化しやすい比喩をふんだんに用いて読者の心の眼を開かせてくれる。
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『見てしまう人びと』
2015/02/27 東嶋和子私たちを不安にさせる、幻視、幻聴、幻嗅…。実は、幻覚は「脳の働きを洞察するための貴重な情報源」と言える。
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『ねずみに支配された島』
2014/12/26 東嶋和子希少種の保護という“正義”のもとに、島に毒餌をばらまき、大量の捕食者を殺すことは許されるのか――。
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『寄生虫なき病』
2014/11/28 東嶋和子寄生虫や細菌、ウイルスなど進化の過程でヒトと依存しあい、バランスを保ってきたさまざまな「旧友」たちの「不在」が人類にもたらすのは…
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『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』
2014/10/24 東嶋和子国内の炭鉱(ヤマ)のほとんどが閉山に追い込まれてからは多くを輸入に頼っているが、北海道では採炭が続いている。ヤマは生きているのだ。
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『1000ドルゲノム』
2014/09/26 東嶋和子アンジェリーナ・ジョリーの乳腺除去で話題となった遺伝子検査。米国の遺伝子検査をめぐるリアルな実態とは…
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