著者紹介

織田信長の茶道インフルエンサーとなった２人の茶人

茶道マネーのエトセトラ②

茶道大流行の基礎を築いた「茶湯の巨人」である武器商人・武野紹鷗に続いた茶人と茶人大名をテーマに進めていこう。

戦国時代に茶道ブームを引き起こした武野紹鷗の戦略

茶道マネーのエトセトラ①

今に続く茶道が確立されたのは戦国時代、武野紹鷗によるものとされている。織田信長や豊臣秀吉を熱狂させた茶道狂騒曲にまつわるマネー話を紹介していこう。

戦場の鉄砲から見えた織田信長と武田勝頼の違い

長篠の戦い・決戦の総決算

織田・徳川連合vs武田の買収合戦。金銭が飛び交う空中マネーの陣というわけだが、戦国時代、最終的にはリアルのバトルで勝負が決まるのである。それが「長篠の戦い」本番というわけ。

織田信長が図った長篠の戦いに向けた大買収作戦

お待たせしました、今回がようやく「長篠の戦い」本題の前編だ。織田信長が徳川家康らへ仕掛けた〝前準備〟を見ていきたい。

織田信長・長篠の戦い前章 大合戦を呼んだ武田信…

織田信長のブランド戦略と道路政策にまつわるマネー術が炸裂していた天正3年（1575年）は、別の観点でも信長のエポックとなる時期だった。そう、「長篠の戦い」。今回はこの戦いに関するマネー事情をチェックしてみよう。まずは敵方の武田家から始まる。

陶器ブランド生かす織田信長が着目したインフラ革命

織田信長は「瀬戸焼を作れるのは瀬戸の窯だけ」と規定し、ブランド化を図ったが、領国内の道路普請も命令している。このインフラ革命は、軍事的な貢献もさることながら、産業の発展も与えた。

産業と財政基盤の知多半島を今川義元から守った信長

天文23年（1554年）の村木砦の戦いで、信長は電光石火の移動で今川義元が築かせた村木砦を最短日数と最少兵力で攻め落としたわけだが、実はこの戦いの舞台であった愛知県の知多半島にも信長の大きな戦略があった。

最小の投資で最大のリターンを得た若き日の織田信長

キーワードは「短期決戦」と「小兵力」

経済状況が苦しかった初期の信長。限られた資源の中で、どう戦国時代の生き残りレースを戦い抜いたのか。

〝マネーの申し子〟織田信長が貧乏だった理由

〝天下布武〟夜明け前（第１回）

月刊誌Wedgeの人気連載だった「戦国武将のマネー術」。惜しまれつつも連載は終了したが、WedgeInfinity上で復活。今回は初心に戻り、連載でも初回に取り上げた織田信長公に、再度ご登場いただく。

信長の仇討ちに臨時ボーナス6カ月分を出した秀吉

天下人・豊臣秀吉の真骨頂は、部下のモチベーションから投資案件まで、細かく管理できる人並み外れたマネジメント力だった。

マネーウォーズ in 関ヶ原、大規模兵站に苦悩…

徳川家はそれまで全国にまたがる広い範囲の戦いを差配した経験は無かった。食糧や金を滞りなく後方から補給し続けるノウハウに欠けているのだ。

織田信長の資金調達法 家計は火の車でも上洛できる

勘定合って銭あらず。戦国時代、かの織田信長ですら、資金繰りにあの手この手を使い、思うようにいかず苦しんだのでございます。その姿は現代でも通じるような・・・