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2020/07/22 野瀬大樹
日本でも大きく報道されていたため知っている人も多いだろう。6月15日にインドと中国と国境において両軍の衝突が起こり、インド側に20名もの死者が出てしまった。インドと中国はもともと遠くない過去に国境をめぐり戦争をしていたため以前からも多少の…
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2020/06/02 野瀬大樹
インドにおける新型コロナウィルスの患者数はハイペースで増えているとお伝えしたが、5月29日になってもそのペースは衰える気配がない。いや、さらにそのペースを上げて増え続けている。累計患者数は16万人を超え、一日に約7000人以上のペースで増…
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2020/04/28 野瀬大樹
新型コロナウィルスの感染者が少ない段階でロックダウンに踏み切ったインドだが、4月24日現在、現実的な数字を見るとインド全土での患者増加傾向は全く止まっていない。
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2020/03/31 野瀬大樹
当初2月の時点でのインド政府の対応は特定の国からの渡航者には問診票と検温が実施されている程度で非常に緩かったのだが、3月3日に首都デリーで初の陽性患者が出たあとのインド政府の動きは日本とは対照的に非常に迅速だった。
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予想通りの減税方向となったインド予算案
2020/02/28 野瀬大樹昨年4月の総選挙でぶち上げた6.8%という経済成長はとても達成できそうになく、インド最大の祭り「ディワリ」が過ぎれば回復すると言われた景気も回復する兆しがなく、次は根拠なく「年があければ」と言われていたものの、結局自動車産業中心に不景気か…
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2020/01/20 野瀬大樹
「世界一の大富豪」でもある世界最大手のEコマース企業Amazonを率いるジェフ・ベゾス氏が1月14日から3日間インドを訪問していた。彼は首都ニューデリーで開催されたイベントに参加し、これからのインド経済やインドという国の先行きについて彼自…
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2019/12/06 野瀬大樹
今年、日系航空会社による南インド便が就航したことは喜ばしいことだが、よく見てみると、“ジャパン・パッシング”も垣間見えくる。
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2019/11/15 野瀬大樹
都市の大気汚染の酷さを測る指標としてアメリカ式の大気質指数「AQI」があり、この数値が高ければ高いほど大気汚染の状況は悪いとされる。例えばこの数値が100を超えると健康に影響があると言われ、日本でもこの数字が70を超えると積極的には屋外に…
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2019/10/08 野瀬大樹
9月20日インド政府は従来25%もしくは30%(会社規模による)だった法人税率を22%まで引き下げると発表した。こういった税制改正はインドでは特に珍しいことではないのだが、日本の感覚では理解しにくい点が1つ。それはこの減税が「2019年4…
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2019/09/12 野瀬大樹
「500万円払わないと日本へ帰さない」といういきなりの通達? これは実際に今インドにおいて少なくない外国人の身に起きていることだ。外国人がいつものようにインドでの出張を終えて、開放感に包まれながら日本へ向かう便に乗ろうとインドの空港のイミ…
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2019/08/09 野瀬大樹
7月29日の午後、インド最大のコーヒーチェーン「Café Coffee Day」を展開するCafé Coffee Day グループ(以下CDG)の創業者であるV・G・シッダールタ氏が行方不明になったと報道され、その2日後の31日彼は行方不…
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2019/07/04 野瀬大樹
世界2位の人口大国であるインドの「出生数」は驚きの約2500万人。少子高齢化問題を抱える日本から見れば羨ましい限りのインドの人口動態だが、実は今このインドの「激増する若者」がインド経済を停滞させる原因になるかもしれない…という懸念が出てき…
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2019/05/22 野瀬大樹
中国と米国がインドにとって主要な輸出先であることは間違いないが、中国への輸出は米国、UAEに次ぐ3位にとどまっている。それでも、日本と同じくらいの注目度でこの米中貿易戦争の動向を固唾を飲んで見守っている。そのワケとは――?
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総選挙後のモディ政権の「安全保障政策」に注目
2019/04/19 野瀬大樹インドでは今、「世界最大の選挙」が行われているが、現地在住の日本人公認会計士が、総選挙後のインド経済の行方を読み解く。
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経済成長を妨げる「最大の障害」とは
2019/03/25 野瀬大樹中国のような「独裁体制」でもなく、アメリカのように継続的な「対外戦争」も行わず、70年以上にわたり運営しまとめ上げる営みはもはや「芸術」と言っていいと思う。しかし、この「芸術性」こそが、インドを中国と並ぶ世界の経済成長を支えるリーダーたら…
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数字を狂わせる「2つのからくり」
2019/02/26 野瀬大樹数字だけを見ると、成長市場・インドで日系企業は堅実に利益を伸ばしているように見える。しかし、実はこの数字には2つの「からくり」があるのだ。
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2019/01/29 野瀬大樹
インドで約2年前に起きた高額紙幣の使用禁止事件を振り返りつつ、事件によって浮き彫りとなったインド市場の本当の魅力について考察する。
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